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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.02.13 10:25
更新日: 2021.02.13 10:29

ロバート・クビサ、WRTからELMSのLMP2クラスに参戦決定

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ル・マン/WEC | ロバート・クビサ、WRTからELMSのLMP2クラスに参戦決定

 ベルギーのチームWRTが、すでに発表されているWEC世界耐久選手権のプログラムに加え、新たに2021年のELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスにも参戦することが明らかになった。このELMSプログラムのひとり目のドライバーとして、元F1ドライバーのロバート・クビサが確定している。

 2021年のWEC・LMP2クラスにフルシーズン参戦することが明らかになっていたWRTは、12日に発表されたELMSの年間エントリーリストに「チームWRT」として記載され、ELMSにおいてもLMP2クラスに41号車オレカ07・ギブソンの1台体制でフル参戦する。このエントリーリストには、現在ドライバーとしてはクビサの名前のみが記載されている。

 WRTは主要なGT3イベントへも継続的に取り組みながら、今季はプロトタイプ・カテゴリーのレースへも参入する。WRTはスパ24時間、ニュルブルクリンク24時間、バサースト12時間での総合優勝などでよく知られており、近年ではプライベーターとしてDTMでアウディのマシンを走らせていた。DTMにおいてBMWをドライブしていたクビサは、WRTにとって競争相手でもあった。

 2021年1月、クビサはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の第1戦デイトナ24時間レースにハイクラス・レーシングから参戦し、LMP2デビューを果たしている。

2021年IMSA開幕戦のデイトナ24時間レースでLMP2デビューを果たしたクビサ
2021年IMSA開幕戦のデイトナ24時間レースでLMP2デビューを果たしたクビサ

「チームWRTに参加できて、とてもうれしい。僕のキャリアにおける新たな章であり、チームにとっても新たな挑戦だ」とクビサは語っている。

「才能のあるライバルたちがさくさんいる、非常に強く、競争力のあるカテゴリーで、チームとともに多くの新たな発見をしていきたい」

「数日前にデイトナで初体験したチームメイトとマシンをシェアするという耐久レースへの、初めてのフル参戦になる。チーム、ファクトリー、そしてサーキットで仕事を始めることを、楽しみにしている」

「プロジェクト全体が、非常にモチベーションを高めてくれる。これを実現するために、懸命に努力をしてくれたヴァンサン(・ボッセ/チーム代表)に、心から感謝したい」

■次のページへ:「クビサを尊敬」とWRT代表。チームはル・マンでの“2台目”のエントリー枠を狙う


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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