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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.05.10 11:59
更新日: 2022.05.12 00:26

インディアナポリスでの将来のレース開催に向け、WECとペンスキーが予備会談を実施

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ル・マン/WEC | インディアナポリスでの将来のレース開催に向け、WECとペンスキーが予備会談を実施

 ロジャー・ペンスキーとWEC世界耐久選手権は、インディアナポリス・モータースピードウェイ(IMS)でのスポーツカーレース開催の可能性について、予備的な話し合いを行った。IMSのオーナーであるペンスキーとWECのフレデリック・ルキアンCEOは先週末、WEC第2戦の舞台となったスパ・フランコルシャンを訪れ、将来のレース開催が確定したわけではないものの、初期段階の協議が行われたことを認めた。

 WECは新型コロナウイルスの大流行が影響する世界的なロジスティクス上の課題があるなかで、2023年のカレンダーに対して保守的なアプローチをとっており、スケジュールの大幅な調整には慎重な姿勢を見せている。

 しかし両者は、今後数年のうちにインディアナポリスで開催されるイベントが創設される可能性を探ることに、関心を示している。

 ペンスキーは記者団に対し、インディアナポリスで複数クラスの耐久レースを設立したいとの長年の立場を改めて表明し、「私のリストの一番上に鎮座している」と述べた。

 IMSでは過去2年間、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの8時間レースがロードコースで開催されているが、ペンスキーはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権かWECを自分の領域に置きたいと考えており、新世代のLMDhとLMH(ル・マン・ハイパーカー)プロトタイプが同地を走ることを熱望している。

「2023年に一緒になるこのグループがIMSに来ることができれば、私たちはふたつの異なるコースを用意することができる。それは素晴らしいことだろう」とペンスキーは語った。

「そして我々はいま、素晴らしいことにそれについて議論しているところだ」

「フレデリック(・ルキアンCEO)と話をして、興味があることを伝えた。IMSAについても将来的な話をしている。いずれにせよ、このスポーツにとって同じような利益をもたらすことを期待している」

「私たちは素晴らしい場所を持っているし、そこは素晴らしいスポットだ。(インディ500のことを指し)30日も経たないうちに、1日でスーパーボール4回分の観客が集まることになるんだ」

 インディアナポリスでのIMSAレースの話題は以前にも出たことがあるが、WECが含まれるのは今回が初めてだ。

IMSでは2022年もIGTCインディアナポリス8時間レースが開催される
IMSでは2022年もIGTCインディアナポリス8時間レースが開催される

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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