TGM Grand Prix、松下信治の2024年スーパーフォーミュラ起用を発表。Jujuと2台体制に

　全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するTGM Grand Prixは3月5日、松下信治を55号車のドライバーに起用するとチームのオフィシャルX（旧：Twitter）で明らかにした。

　2月21〜22日に行われた公式テストではラウル・ハイマンを55号車のドライバーとして起用していたTGM Grand Prix。ただ、3月9～10日の第1戦鈴鹿開幕まで1週間を切っても、2024年を通して55号車のステアリングを握るレギュラードライバーについてのアナウンスはなく、その動向に多くの注目が集まっていた。

　そんななか、開幕まで残り4日という3月5日に、松下が55号車のレギュラーシートを掴んだことがに明らかにされた。なお、松下は2023年12月6〜8日に鈴鹿サーキットで開催されたスーパーフォーミュラの合同／ルーキードライバーテストにTGM Grand Prixから参加し、ラスムス・リンドとシートをシェアするかたちで55号車のステアリングを握ってる。

　SF参戦6年目を迎える松下信治。近年はB-MAX Racing TeamよりSFへ参戦するも、昨年は入賞1回、最終戦鈴鹿の7位のみと、シーズンを通して苦戦が続いていた。今季は心機一転、TGM Grand Prixに加入しJujuのチームメイトとして2024年シーズンを戦うこととなる。

　これで、2024年スーパーフォーミュラのシリーズ参戦ドライバーの顔ぶれは揃った。3月9～10日の第1戦鈴鹿ではどのような戦いが繰り広げられるだろうか。

■2024年スーパーフォーミュラ エントリーリスト（3月5日時点）