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投稿日: 2015.05.24 13:19
更新日: 2016.09.14 13:23

SF岡山:石浦、可夢偉との一騎打ちを制して初優勝

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スーパーフォーミュラ | SF岡山:石浦、可夢偉との一騎打ちを制して初優勝

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦は24日、68周の決勝レースが行われ、小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)との接近戦を制した石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)が国内トップフォーミュラでの初優勝を飾った。

 実に7年ぶりに国内トップフォーミュラが開催されることになった岡山国際サーキット。決勝日は午前中から天候にも恵まれ、決勝前には刺すような日差しがコース上に降り注いだ。気温29度、そして路面温度は47度を記録するなかで、15時よりスタートを迎えた。

 スタートでは、ポールシッターの石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)が危なげなくホールショットを決めた一方、2番手の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3番手の山本尚貴(TEAM無限)はやや出足が鈍る形に。一方、抜群のスタートで2番手に浮上したのは5番手スタートのジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)。4番グリッドの可夢偉も3番手に順位を上げ、野尻、山本と続いていく。

 序盤はトップの石浦が後続を上回るペースで徐々にリードを拡大。20周目を終えたところでその差は3秒まで拡がるが、24周を終えた辺りから徐々に後続のペースが上回りはじめ、30周目にはオリベイラが2秒以下まで詰めよっていく。また、オリベイラと可夢偉の差も1.5秒ほどまで接近。ただし、直接的なバトルには至らず。その後方では、野尻と山本がそれぞれ5秒ほどの間隔で続いており、ピットストップがポジション争いの焦点となっていった。

 上位勢でまず動いたのは5番手の山本。33周を終えたところでリヤ2本交換でコースへと復帰すると、翌周にピットへ向かった野尻も同様の作戦で山本の前方で復帰する。石浦、オリベイラ、可夢偉のトップ3に動きがあったのはその4周後。オリベイラと可夢偉が同時にピットへ向かう。ただ、オリベイラ陣営は作業にやや手間取った様子でタイムロス。この間に可夢偉が順位を逆転してコースへと復帰。このアウトラップで可夢偉は、オリベイラをオーバーテイクしてきた野尻に追われる形となり、ヘアピンでのブレーキング勝負となるも、ポジションを守り切った。


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