レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

投稿日: 2019.10.03 15:24

GOLDEX RACING TEAM with B-Max motopark 2019スーパーフォーミュラ第6戦岡山 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーフォーミュラ | GOLDEX RACING TEAM with B-Max motopark 2019スーパーフォーミュラ第6戦岡山 レースレポート

GOLDEX RACING TEAMのハリソン・ニューウェイ、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦で3位初入賞、初表彰台!!

 システム/アプリケーション開発事業やマルチ決済ソリューション事業の革新技術で日本の未来を創造するGOLDEX株式会社(本社・東京都品川区 代表取締役社長坂本和也)は、昨年のマカオGPに引き続き、今年はアジアF3選手権および全日本スーパーフォーミュラ選手権において B-Max with motopark をスポンサードし、『GOLDEX RACING TEAM with BーMax motopark』として全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しております。

 チームはこのたび9月28日~29日に岡山県・岡山国際サーキットで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦に参戦し、ハリソン・ニューウェイが予選12番手から素晴らしい追い上げを見せて3位入賞。GOLDEX RACING TEAM with B-Max motoparkにとって初の表彰台をゲットしました。

 今回のレースに向けてチームは過去のデータから考えうるすべての問題点を洗い出し、ベースセットを設定。金曜日のフリー走行から順調にセットアップを進めました。今回も予選Q1ではミディアムタイヤ装着が義務づけられています。コース上での混雑を避けるため、特別規則として抽選でA組、B組の グループに分けられ、それぞれ10台中上位6台までが予選Q1を通過という厳しいルールも追加されました。さらにスタートから10周までの間はピットストップによるタイヤ交換はタイヤ交換義務の回数には数えないということとなり、各チームは新たな戦略を求められました。

 レース中に必ずソフトとミディアムの2種類のタイヤを使用しなければならないため、予選上位の数台を除き、多くのチームがミディアムタイヤでスタートし、10周目にソフトタイヤに交換して68周のレースを走りきる作戦に出ると想定されました。

 本山哲監督はソフトタイヤのバランスと磨耗性をチェックしつつ、予選Q1突破に向けてフリー走行からミディアムタイヤでのセットアップを重視。金曜日と土曜日のフリー走行ではミディアムタイヤでのバランスを中心にマシンを仕上げて行きました。

 土曜日の予選Q1、ハリソンは抽選でA組に選ばれましたが、このグループには、選手権ポイントランキング上位8人中7人が選ばれ、熾烈な戦いが予想されました。しかし10分間の予選Q1では、ハリソンが素晴らしい集中力と走りを見せて2番手タイムをマーク。選手権上位のベテランや強豪を退け、ルーキー最上位で予選Q2へと進出したのです。ホンダエンジン勢トップの結果でした。

 12台から8台に絞り込まれる予選Q2では残念ながら遅いマシンに阻まれてアタックに失敗し、決勝レースは6列目、12番手スタートとなりました。

 日曜日の天気予報は雨を伝えていましたが、決勝当日は薄曇のままドライコンディションで決勝スタートを迎えました。GOLDEX RACING TEAM with B-Max motoparkはセオリーどおりスタートではミディアムタイヤをチョイスしましたが、戦略上の違いからソフトタイヤを選ぶチームも多く、決勝での混乱が予想されました。

 スタート直後の第1コーナーでハリソンは右フロントタイヤから白煙をあげ、ロック寸前のハードブレーキングで飛び込みましたが、トラクションに優るソフトタイヤを履いたマシンが前に出て、ポジションをひとつ落としてしまいました。

 レース序盤、8周目にコースアウトしたマシンが出てセーフティカーが導入され、スタートでソフトタイヤを装着してリードを広げていた上位陣には厳しい展開となりました。ハリソンにとっては好都合の展開です。

 順調に周回をこなしていたニューウェイは予定どおり10周目にピットに飛び込みタイヤ交換。セーフティカーがピットに戻った段階では10番手を走行していましたが、タイヤ交換義務を果たした選手の中では実質3番手につけています。


関連のニュース