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投稿日: 2019.12.10 18:21
更新日: 2019.12.10 18:24

ThreeBond Drago CORSE道上龍監督「やり残したことがある」スーパーフォーミュラ復帰への想いを語る

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スーパーフォーミュラ | ThreeBond Drago CORSE道上龍監督「やり残したことがある」スーパーフォーミュラ復帰への想いを語る

 2020年シーズンより、スリーボンドと組んで全日本スーパーフォーミュラ選手権へ復帰するDrago CORSE。2016年以来のシリーズ復帰報道を喜んだファンも多いのではないだろうか。

 Drago CORSEを率いる道上龍が監督を務めるThreeBond Drago CORSEは、12月4〜5日に鈴鹿サーキットで行われた合同テスト・ルーキーテストに参加した。そこでシリーズ復帰の経緯、チームの現状、そしてテストの成果を道上監督に聞いた。

 Drago CORSEはこれまで、スリーボンドレーシングと組んで2017年から全日本F3選手権を戦っていた。その全日本F3が2020年からスーパーフォーミュラ・ライツに変わるというタイミングで、今後どうすべきかをDrago CORSEとスリーボンドの両者で話し合ったという。

「全日本F3を3年間一緒にやらせていただきましたが、今シーズンで(選手権が)終わるということで、スリーボンドとしてもこのままレースを続けようか続けまいか、スーパーフォーミュラ・ライツにいこうか、スーパーフォーミュラにいこうかと様々な考えがありました」

「そのなかで僕たちの気持ちとスリーボンドさんの気持ちが噛み合って、スーパーフォーミュラに参戦しようということになりました」

 道上監督は、Drago CORSEが2014年のシーズン終盤2戦に伊沢拓也を、2015年と2016年に小暮卓史を起用してシーズンを戦った際も監督を務めていた。テストとはいえひさしぶりのスーパーフォーミュラについて、そのレベルの高さを感じたという。

「スーパーフォーミュラは国内のトップカテゴリーですし、自分たちが3年前にやった時もそうでしたけど、レベルが高いなと思います」

「あの時は何も結果を出せずにチームがなくなって終わってしまったので、すごく心残りではありました。そういう意味ではリベンジじゃないですけど、もう一回チームを立ち上げて、そこにスリーボンドさんというメインスポンサーがいる状況です」

「まだまだこれからドライバーも含めて決めていかないといけないところもありますし、新チームを立ち上げるとなると大変です。当時使っていたものは何もないですし、もう一回道具を揃えていかないといけない。『誰かに借りてきて』と簡単に言えるものではないですからね。僕らが使っていなかったエアジャッキなども、今では当たり前のように使っているので、そういうものを独自に作らないといけないんです」

■「スリーボンドにとっては挑戦。僕にはやり残したことがある」


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