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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.20 18:11
更新日: 2018.05.21 18:14

最後まで異次元の速さ。GT500第3戦鈴鹿決勝はARTAとRAYBRIGでホンダNSXが1-2フィニッシュ達成

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スーパーGT | 最後まで異次元の速さ。GT500第3戦鈴鹿決勝はARTAとRAYBRIGでホンダNSXが1-2フィニッシュ達成

 直前に開催されたFIA-F4、そしてポルシェカップでそれぞれ大きなクラッシュが起こり、波乱模様の鈴鹿サーキット。前日の予選日からは風も収まり、晴天のもとスーパーGT第3戦300kmの戦いが行われ、ARTA NSX-GTがポール・トゥ・フィニッシュ。2位にRAYBRIG NSX-GTが入り、ホンダNSX-GTがワンツーを飾った。

 決勝スタートは気温は21度で路面温度は34度のコンディション。抜きどころが少ない鈴鹿、そして1000kmから300kmへとレース距離が短縮されたスプリントGT戦は、スタートからオープニングラップがいつも以上に重要な勝負どころとなる。

 特にオープニングラップで勝敗を分けるのが、タイヤのウォームアップ性だ。第1戦、第2戦とスタート直後に大きく順位が変わり、トップ争いにも影響したように、今回も選択したタイヤのコンパウンド、そしてメーカーごとのウォームアップ性が問われる。

 スタートは鈴鹿サーキットの計時システムのトラブルがあったため40分遅れで進行。ウォームアップ走行が13時45分から行われ、レーススタートは当初の14時40分から15時20分へと変更されて行われた。

 パレードラップ、そしてフォーメーションラップでは各車、大きくマシンを左右に振ってタイヤを温め、ついに52周のレースがスタート。スタートでは4番手のKeePer TOM’S LC500が1コーナーでアウトからKEIHIN NSX-GTをかわして3番手にアップ。また、オープニングラップを終えて5番手スタートのEpson Modulo NSX-GTが7番手に順位を下げることになった。

 2番手RAYBRIG NSX-GTはジェンソン・バトン、トップのARTA NSX-GTは伊沢拓也がステアリングを握って2台のホンダNSX-GTは快調に周回を重ねるも、ARTA伊沢のペースが速く、3周目には2番手に4.2秒のマージンを築く。3番手はKeePer TOM’S LC500、4番手にKEIHIN NSX-GTが続く。

 5周目、7番手Epsonの背後にau TOM’S LC500がぴったり付き、2台のバトルが始まるがEpsonが巧みにブロック。順位はそのまま変わらない。7周目からはGT300の周回遅れにGT500のトップが追いつき、混走状態に。

 7番手Epsonとauの戦いはその後も続き、GT300を利用してauがEpsonに並び掛かるもなかなか抜けず、ストレートではauはEpsonに離され、1コーナーでのオーバーテイクは難しそう。そのうち、9番手に上がったZENT CERUMO LC500がauに追いつき、トレイン状態に。


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