24周目には6番手まで順位を上げたWAKO’S 4CR LC500、そして7番手のフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがピットイン。
24周目、4番手まで順位を上げていたMOTUL MUGEN NSX-GTの武藤英紀がデグナーひとつめでコースアウトして、スポンジバリアに一直線に向かい、激しくクラッシュ。武藤は自力でマシンを脱出できたようで、大きな怪我はなかったようだ。
そのMOTUL MUGEN NSX-GTのクラッシュに反応するように、トップのARTAと2番手KeePer、3番手のカルソニック IMPUL GT-Rが同時ピットイン。3台はそのまま順位を変えずにコースに復帰している。
この時点でピットインをしていないのは、トップに立ったMOTUL AUTECH GT-R、2番手はピットインしていないau。実質の2番手を走行していたKeePerはアウトラップでRAYBRIGの山本尚貴に抜かれ、実質の2番手を奪われてしまった。
レースの半分を折り返す27周目にはトップに立っていたMOTUL GT-Rがピットイン。MOTUL GT-Rは8番手でコースに復帰している。
29周目、実質のトップ、ARTAと2番手のRAYBRIGとの差は約1.5秒。RAYBRIG山本のペースがARTA野尻智紀より1秒近く速い。30周目にはトップのARTA野尻がS字で2台のGT300マシンに引っかかり、2台の差は一気にテール・トゥ・ノーズに。しかし、野尻はダンロップコーナーでうまくGT300をかわすと、今度はRAYBRIGT山本がGT300に引っかかる形となり、2台のギャップは一時、広がった。
しかし、ペースはRAYBRIG山本の方が速く、再び2台は接近戦に。30周目にはauがピットインして全車ピットインとドライバー交代を終えて順位が定まる。トップはARTA、2番手はRAYBRIG、3番手からKeePer、KEIHIN、カルソニック、MOTUL GT-R、WAKO’S 4CR LC500。WedsSport ADVAN LC500のトップ8。
しかし、WAKO’Sはヘアピンでフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rを追突してしまい、ドライブスルーペナルティを受けることになり、32周目には13番手まで順位を下げてしまった。
その32周目にはトップのARTA野尻とRAYBRIG山本のギャップは0.7秒と接近。しばらく1秒差以内のバトルが繰り広げられる。
