10月24〜26日、大分県日田市のオートポリスで2017年仕様の新スーパーGT500マシンのテストが行われるが、走行を翌日に控えた10月23日、3メーカーの新GT500マシンがサーキットに顔を揃えた。
2017年からのGT500車両は、現在“異次元の領域”に踏み込んでいるコーナリングスピードを抑制するため、フロントスプリッターとリヤディフューザーに対してダウンフォースを25%削減するための規定変更が盛り込まれているほか、安全性向上のための後部隔壁の設置等の変更が為されている。
すでに8月の鈴鹿では、レクサスの新規定マシンLC500がお披露目されており、9月には鈴鹿でレクサスLC500、ニッサンGT-Rの新規定車がシェイクダウン。今回のオートポリスのテストでは、最終戦もてぎでのお披露目に向けて、新たにホンダNSXの新規定車が登場する。
10月1日から営業を再開したオートポリスは走行開始前日の23日、午前中こそ雨、霧に見舞われたものの、午後には雨も上がり、美しい夕日も出る一日となった。そんななか、ピットには1コーナー寄りから順にニッサン、ホンダ、レクサスと3メーカーが陣取り、新規定車が運び込まれ、夕刻にはGTアソシエイションによる撮影も行われた。
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