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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.07.19 23:09
更新日: 2020.08.02 13:39

埼玉トヨペットGB吉田「“無交換を絶対成功させる”タイヤを選べたことが勝因」/スーパーGT第1戦 GT300優勝会見

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スーパーGT | 埼玉トヨペットGB吉田「“無交換を絶対成功させる”タイヤを選べたことが勝因」/スーパーGT第1戦 GT300優勝会見

 変則的なシーズンとなった2020年スーパーGT開幕戦、富士スピードウェイでの決勝を終え、GT300クラスで見事デビューウインを達成した埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田広樹と川合孝汰が、新生JAF-GTマシンのデビュー戦舞台裏を明かすとともに、第2戦への展望を語った。

川合孝汰
「公式練習から好調で、今日の予選に関してもBグループでしっかりQ1突破ができたということで、吉田さんに繋ぐことができたのでそれも良かったなと思います。決勝も僕にスタートを行かせていただいて、自分でも本当に落ち着いてレースができたと思いますし、最後は吉田さんの頑張りで優勝することができ、本当にうれしく思います」

「僕個人は今回がスーパーGTデビューで、去年までは併催のFIA-F4でずっとレースをしてきましたが、そこでも1回優勝してからずっと長い間勝つことができなかったので、こうしてGTの舞台で優勝できたことは本当にうれしいです。開発に携わっていただいたTRDのみなさんや、埼玉トヨペットのみなさんもそうですし、(同社社長の)平沼さんや一緒に戦っていただいたメカのみなさん、そしてここまで支えていただいたスポンサーの方々や応援していただいている方に、本当に感謝しています」

吉田広樹
「気持ち的にも素直にうれしいです。去年もチームとこの富士で、勝てそうで勝てないときがあって『自分たちでまだ足りないものがあったんだなぁ』と感じてることもあったなか、今シーズンはクルマがスープラに替わり、チームの中でも去年まで外注のエンジニアさんやメカさんに来てもらっていたのを、全部自社のメカニックでやることになった。チームメイトも孝汰に代わって、いろんなことが初めてのチャレンジだったので、その開幕戦でまさかこんな風に優勝できるとは思っていなかった」

「新車だったし、テストでもっともっと距離を稼いで、トラブルや不具合を洗い出さないと何が起こるかわからないなと思っていた中で、こうしてトラブルなく最後まで走れるクルマを作ってくれたチームと、セーフティカー明けも最後までパフォーマンスを発揮できるタイヤを作ってくれたブリヂストンさん、そして初めてのデビューレースなのにスタートから落ち着いて走ってくれた孝汰に、本当にみなさん全員に感謝したいです」

「そして自分の師匠でもある服部(尚貴)さんがチャンスをくれたなかで、僕はなかなか結果を残してこれなかったので、そういう意味でも恩返しとまではいかないですけど、まだまだこれから返していかないといけないですし、こうして皆さんの前で走れて結果を残せたことがうれしかったです」

■シーズン延期の時期にもトレーニングやカートでモチベーションを維持


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