フェラーリのスポーティングディレクター、ローレン・メキースは、フェラーリの育成ドライバーであるミック・シューマッハーとカラム・アイロットを2020年のF1フリープラクティス1で走らせるチャンスは、最終戦アブダビにしか残っていないと語った。
フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバー、シューマッハーとアイロットは、今年FIA-F2に参戦、残り2レースの段階でランキング首位と2位につけている。ふたりのF1昇格を検討するフェラーリは、パワーユニットを供給するアルファロメオとハースの助けを借り、シューマッハーをアルファロメオ、アイロットをハースからF1アイフェルGPのFP1で走らせる計画を立てた。しかし金曜のニュルブルクリンクが雨に見舞われてプラクティスが中止になってしまったため、シューマッハーもアイロットもF1グランプリウイークへのデビューを果たすことができなかった。