ヤマハ・モーター・ヨーロッパは2月8日、2018年の参戦体制を発表。スーパーバイク世界選手権(SBK)、スーパースポーツ世界選手権(WSS)、世界耐久選手権(EWC)などのライダーラインアップが明らかとなり、使用するマシンも公開された。
2016年の復帰以来、2018年でSBK参戦3シーズン目を迎えるヤマハ。2018年シーズンも引き続きCrescent Racing(クレセント・レーシング)とのパートナーシップを継続し、『Pata Yamaha Official WorldSBK Team(パタ・ヤマハ・オフィシャルチーム・ワールドSBK)』として参戦する。
そのライダーラインアップは、アレックス・ロウズとマイケル・ファン・デル・マークで変わりはない。2017年シーズンはロウズが4度、ファン・デル・マークが2度の表彰台を獲得。それぞれロウズがランキング5位、ファン・デル・マークが6位でシーズンを終えている。
2017年から活動を再開したスーパースポーツ世界選手権(WSS)は、引き続き『GRT Yamaha Official WorldSSP Team(GRT・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSSPチーム)』として参戦。2017年チャンピオンのルーカス・マヒアスとフィデリコ・カリカスロに加え、アルフォンソ・コッポラの顔ぶれとなった。
そして、全日本ライダーとして活躍する藤田拓哉がEWCに参戦することが明らかになった。藤田は2017年シーズン、YAMALUBE RACING TEAM(ヤマルーブ・レーシング・チーム)から全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦していたが、2018年は耐久レースに戦いの場を移す。