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クルマ ニュース

投稿日: 2019.06.11 14:29
更新日: 2019.06.19 00:50

世界初のボンネット透視技術実用化。新型『レンジローバー・イヴォーク』が日本上陸

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クルマ | 世界初のボンネット透視技術実用化。新型『レンジローバー・イヴォーク』が日本上陸

 2010年発表の初代モデルが世界中で累計80万台以上も販売され、210以上の国際的な賞を獲得しているラグジュアリー・コンパクトSUVの先駆者、『レンジローバー・イヴォーク』がいよいよ第2世代に進化。新たなモジュラーアーキテクチャーや視野確保の電脳化技術“ClearSight”など新機軸を多数採用し、6月1日より受注が開始されている。

 ショーモデルの衝撃がそのまま街へと飛び出した初代から初のフルモデルチェンジを経て、2代目となった『レンジローバー・イヴォーク』も、ひと目でイヴォークとわかる特徴的なクーペスタイルのシルエットを継承。加えて“Reductionism(還元主義)”というデザイン理念を採り入れ、最新のテクノロジーと利便性、実用性、そしてランドローバー車としての高い悪路走破性を、よりモダンなデザインで包み込む仕上げとなっている。

 エクステリアは、最新デザインを採用する上位モデルの『レンジローバー・ヴェラール』にも通じるスタイリッシュなものとなり、ドアパネルに格納されるデプロイアブル・ドアハンドルやシャープな印象を与える超薄型マトリックスLEDヘッドライトが滑らかで美しいボディを際立たせる。

 一方のインテリアも、10インチの2つの高解像度のタッチスクリーンから成る最新のインフォテインメント・システム“Touch Pro Duo”を備え、シートカラーには新色のクラウドとディープガーネットを追加。

 さらにその素材には従来のレザーに加え、高い耐久性を誇るウール混紡のKvadratプレミアムテキスタイルやリサイクル素材を活用したDinamicaスエードクロス、ユーカリ素材を使ったEucalyptusメランジ・テキスタイル、しなやかな風合いと高い通気性、抗菌性が特徴のUltrafabricsポリウレタンなどを取り揃えた。

 それら最新デザインを支える骨格には、電動化に対応する新設計のPTA(Premium Transverse Architecture)と呼ばれるモジュラープラットフォームを採用。ホイールベースを20㎜延長し、リアシートのレッグルームやトランクルームを拡張したほか、タブレットやバッグ、ペットボトルなどを収納する充分なスペースも確保された。また、40:20:40の分割可倒式リヤシートを倒すと、トランク容量も最大1383リットルにまで拡大される。

 その新シャシーに搭載するパワートレインは、従来からの2リッター4気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(D180)と、同4気筒INGENIUMガソリン・エンジン(P200、P250、P300 MHEV)で、全17機種を展開。

 とくにP300 MHEVの呼称を持つジャガー・ランドローバー(JLR)初となるマイルド・ハイブリッド(MHEV)は、48Vのバッテリー、ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BISG)、コンバーターを搭載し、17km/h以下に減速するとエンジンを停止させて減速エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを発進時に動力として活用。渋滞などの低速時にも威力を発揮する高効率なパワーパックとなっている。

ドアパネルに格納されるデプロイアブル・ドアハンドルやシャープな印象を与える超薄型マトリックスLEDヘッドライトを採用
最大渡河水深は旧型比100mm増の600mmに進化。2種類の外観トリムを設定する
PTAはドアヒンジを除き99%新設計のボディ構造となり、居住空間とトランク容量の拡大を実現


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