ミニ史上最速モデルとして2019年11月に発表された『MINI John Cooper Works GP(ミニ・ジョン・クーパー・ワークスGP)』の走行性能と、5ドア『MINI Clubman(ミニ・クラブマン)』の機能性を兼ね備えた『MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・クラブマンGP・インスパイアード・エディション)』の日本導入が決定した。世界限定299台のうち、日本へは120台の上陸となり、“ミニの日”である3月2日より予約受注が開始される。
先に発売され、シリーズ史上最速モデルの称号を得た3ドアのミニ・ジョン・クーパー・ワークスGPは、2リッター直列4気筒ミニ・ツインパワー・ターボを搭載。このシリーズ史上最強の性能を誇るエンジンは、ミニ・ジョン・クーパー・ワークス(JCW)モデルに搭載されたエンジンのクランクシャフトやベアリング、オイル供給やクーリングシステムを最適化する等の改良を加え、最高出力306PS、最大トルク450Nmを発揮する超高性能バージョンとなっている。
このエンジンに加えて、4輪駆動がもたらすパワフルな走行性能と5人乗りの広い室内空間と機能的なラゲッジスペースを兼ね揃えたモデルが、今回のミニ・ジョン・クーパー・ワークスGP・インスパイアード・エディションとなる。
この限定車はミニJCWクラブマンをベースに「究極のスポーティードライビングと、高い実用性の両立」をコンセプトに開発され、最高速度は時速250km、0-100km/h加速は3ドア版のミニ・ジョン・クーパー・ワークスGPよりさらに速い、僅か4.9秒(欧州参考値)を達成している。
さらにJCWスポーツ・サスペンションに加え、機械式のフロント・ディファレンシャル・ロックと4輪駆動システムのALL4を採用することで卓越したトラクション性能を誇ると同時に、悪路でも高い走行性能を発揮する1台となっている。
また、余裕ある室内空間とともに歴代のミニ“GP”モデルにインスパイアされたオリジナルデザインのパーツを多数装備した「ミニ史上もっとも贅沢なモデル」ともなっており、ボディカラーはサンダー・グレー・メタリックにシルバー・ルーフ、チリ・レッドのミラー・キャップというミニGP専用のコンビネーションを採用。