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クルマ ニュース

投稿日: 2021.06.01 07:25
更新日: 2021.05.31 16:42

メルセデス・ベンツ、4代目『Aクラス』に初のPHEVとなる“A250e”を追加設定

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クルマ | メルセデス・ベンツ、4代目『Aクラス』に初のPHEVとなる“A250e”を追加設定

 メルセデス・ベンツの先進技術が先行搭載され、4代目にはブランド初の対話型インフォテインメントシステム“MBUX”も採用したスポーツコンパクト『Aクラス』に、こちらもシリーズ初のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル『A250e』と『A250eセダン』が登場した。ともに5月26日より予約注文の受付が開始されている。

 燃料電池搭載を見据えた“サンドイッチ・コンセプト”採用の初代から数えて4代目となる現行『Aクラス』は、先代モデルのワイド&ローのプロポーションとアグレッシブで若々しいボディスタイルを引き継ぎつつ、プラットフォームを完全新設計に。

 先進技術を注ぎ込むことで快適性が大きく向上し、対話型インフォテインメントシステムのMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)の初採用や、安全運転支援システムを搭載するなど多くの機能が取り入れられた。

 今回追加された『A250e』は、最高出力160PS(118kW)、最大トルク250Nmを発生するM282型の1.4リッター直列4気筒直噴ターボに、プラグインハイブリッドシステムを搭載。フロア下部には15.6kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載され、時速140km/hまではモーターのみでの走行を可能とし、WLTCモードの等価EVレンジ(EV走行換算距離)では70.2kmを達成するなど、高いEV性能を備えたモデルとなっている。

 給電方法も3.2kWまでの交流普通充電と、24kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応し、電力消費率や運転スタイルに合わせて5つのドライブモードを搭載。電気モーターでの走行が優先されるECOのほか、セーリングモードが作動し、上限140km/hまで電気モーターのみでの走行が可能なEL(Electric)モード、充電量を一定に保つためハイブリッドシステムによる駆動方式を選択するBL(Battery Level)モードなどを備える。

時速140km/hまではモーターのみでの走行を可能とし、WLTCモードの等価EVレンジ(EV走行換算距離)では70.2kmを達成した
『A250eセダン』も設定され、電力消費率や運転スタイルに合わせて5つのドライブモードを搭載する

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