フランスを代表するカジュアルファッションブランド“SAINT JAMES(セントジェームス)”とシトロエンのコラボレーションにより、日本独自モデルとして企画され2019年に登場していた特別仕様車『C3 SAINT JAMES(C3セントジェームス)』が、今度はグローバルモデルとなり再登場。11月4日より装いも新たに発売開始となっている。
2017年7月の日本デビュー以来好調な販売台数を記録し、プジョー・シトロエン・ジャポンのブランド展開23年来の販売記録を更新した『シトロエンC3』は、その登場以降『ELLE SPECIAL EDITION』『COLORADO』『INSPIRED BY MONT-BLANC』『JCC+』『ORIGINS』など数々の特別仕様車、限定車が登場してきた。
そのうち、フランスを代表する100年を超える歴史を持つふたつのブランド、シトロエンとセントジェームスの融合から生まれた日本発の特別仕様車C3セントジェームスに対し、そのコンセプトと成功に触発される形で、フランスのシトロエン本社がセントジェームスとの協力関係をあらためて推進したことにより、新たな展開がもたらされた。
今回登場した特別仕様車C3セントジェームスは、グローバルモデルとして生まれ変わり、フランス(フランスの海外県などを含む)、イギリス、ドイツ、オランダで発売されているモデルで、カタログラインアップの上級グレード“SHINE(シャイン)”をベースとしている。
そのインスパイアの源となった1889年創設のセントジェームスは、フランス北部ノルマンディー地方にある街の名をルーツに持つカジュアルブランドで、130年を越える歴史を持つコットンボーダーシャツはモン・サンミッシェルの干潟に生える牧草で育った羊から作られ、漁師や船乗りたちが愛用したマリンセーターがそのルーツとなっている。