2017年F1オーストラリアGPの土曜予選で、ハースF1のロマン・グロージャンは6位、ケビン・マグヌッセンは17位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=6位
満足な1日だったよ。僕らにとっては、本当に信じられないような予選だった。ケビンが同じ位置にいないことは残念だけど、マシンはここ最近よりも好調だ。週末をとおして、いくらかの進歩があった。理解し、分析できる要素はまだたくさんあるものの、全体的には素晴らしい幕開けだ。
最初の予選が好調というのは良いことだ。マシンの改善を続ければ、早い段階で良いポジションにつけられるということだからね。そこが僕らの基準となって、接戦になる6番手から10番手で戦える。そのあたりにずっといられて楽しく過ごせるなら、素晴らしいことだよ。
明日のスタートがどんな感じになるのかは、まったくわからない。練習では、うまくいったこともあれば、そうではなかったこともある。1回目となる明日は、成功するといいね。
ケビン・マグヌッセン 予選=17位
アタックの2回とも、ターン12でコースアウトしてしまった。本当に腹が立っているよ。予選ではマシンの調子は良かったんだ。コースアウトするまでのラップはどちらも良かっただけに、残念に思っている。もっと上のグリッドにつけられたはずだった。レースではかなり激しく戦わなければならない。まだ何かが起きる可能性は多くあるのだから、明日はベストを尽くす。
良かったのは、マシンに競争力がありそうなことだ。ロマンはQ3進出を果たし、マシンのポテンシャルを証明した。コースアウトで台無しにしていなければ、僕もかなり近いところまでいけたという確信がある。この週末のスロースタートから取り返そうと躍起になりすぎたんだと思う。解決すべき問題がいくつかあって、そういったものを解決しようという気持ちで予選に臨むのは、理想的な状態ではない。フリー走行でできていればよかったが、僕はそういう状況のなかにいたわけで、その結果、2回もコースアウトして台無しにしてしまった。
トライしたが、2回とも失敗に終わった。1回目は限界を確かめようとして全開でいって、コースアウト。2回目はもう少しフロントウイングに頼ったセッティングにしてもらって、ちょっとスピードを落としてみたけれど、うまくいかなかった。マシンがどれほど良いかがわかっているから、余計に腹が立つ。上位に入って良いチャンスを手に入れることができなくてがっかりしている。