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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.26 15:58
更新日: 2017.03.27 10:22

F1オーストラリアGP決勝:フェラーリのベッテルがハミルトンを下し逆転優勝!

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F1 | F1オーストラリアGP決勝:フェラーリのベッテルがハミルトンを下し逆転優勝!

 3月26日、開幕戦オーストラリアGPの決勝が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがメルセデスのルイス・ハミルトンを下し逆転優勝を飾った。

 午前中は雲に覆われていたメルボルンだが、昼前には雲が晴れて気温も路面温度も上昇していき、午後4時の決勝開始時のコンディションは気温24度、路面36度の暑さとなった。

 FP3でクラッシュしてギヤボックス交換となったランス・ストロールは5グリッド降格で最後尾となり、Q3でクラッシュしてやはりギヤボックス交換を強いられたダニエル・リカルドも5番降格で15番グリッドから母国レースをスタートすることとなった。

 しかし、リカルドはガレージを出てグリッドに向かうところでコース上にストップしてしまい、トラックに乗せられてなんとかガレージに戻ることに。メカニックの必死の修理によりレーススタート3周目になってようやくコースインしレースに加わることとなった。

 フォーメーションラップを終えたところでグリッドの並びがきちんと整列されておらず、エクストラフォーメーションラップを行ないスタートをやり直すこととなった。これで決勝は1周減算の57周で行なわれることとなった。

 スタートでは2位ベッテルがやや加速が鈍かったもののなんとか2位を守り、ポールのハミルトンが悠々と首位をキープする。以下はバルテリ・ボッタス、キミ・ライコネン、マックス・フェルスタッペンとグリッド順に続き、フェリペ・マッサがロマン・グロージャンの前に出て6位に上がった。1周目のターン3でインに入ったケビン・マグヌッセンがマーカス・エリクソンに追突して2台はコースオフ。マグヌッセンはフロントウイングを壊した上にパンクしてピットイン、エリクソンはリヤにダメージを負ってダウンフォースを失ったが、2台ともにレースを続けることができた。

 3周目、ストフェル・バンドーンはステアリングのディスプレイが機能しなくなったと訴える。首位ハミルトンも「グリップに苦しんでいる」と訴えるが、2位ベッテルとかわるがわるファステストラップを更新し合って徐々に後続を引き離していく。

 ハミルトンは「28秒0で走るのは無理だ」「タイヤがオーバーヒートしている」と訴え苦しいレース序盤となるが、それでも3位ボッタス以下との差は徐々に広がっていく。

 10周目バンドーンがピットインしてマシンを再起動しコースに戻るが、電気系のエラーでMGU-Hから発電が止まり、10周目にピットインしてマシンを再起動してトラブルは解決したが大きく後退することとなった。14周目にはグロージャンが右リヤから白煙を上げながらピットインしてリタイア、パーマーもブレーキトラブルを抱えてスローダウンを余儀なくされ、16周目にピットインしてリタイアとなった。


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