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F1 ニュース

投稿日: 2024.02.24 15:14
更新日: 2024.02.24 15:19

レーシング・ブルズのリカルド「何の不安もなく開幕に臨める」首脳陣も「テストで良いスタートを切った」とポジティブ

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F1 | レーシング・ブルズのリカルド「何の不安もなく開幕に臨める」首脳陣も「テストで良いスタートを切った」とポジティブ

 レーシング・ブルズ/RBのダニエル・リカルドは、3日間にわたるF1プレシーズンテストで順調にプログラムを進め、開幕戦に向けて良い準備ができたと語った。

 角田裕毅と1日半ずつ分担して走行したリカルドは、合計210周を走った。ショートランを中心にした初日と2日目は4番手と5番手、レースシミュレーションに取り組んだ3日目は19番手のタイムを記録した。

2024年F1バーレーンテスト3日目 ダニエル・リカルド(レーシング・ブルズ)

「テストはうまくいった。昨年と比較して、間違いなくマシンを進化させることができたと思う。たくさんの周回をこなし、とても良い感触を持っている」とリカルドは語った。

「コースの排水溝カバーに問題が起きたので、レースシミュレーションができないのではないかと心配した。でも幸い、やることができてよかったよ」

「1日目と2日目にはショートランに取り組み、今朝はレースシミュレーションをこなした。パフォーマンスについては、予想どおりの状態だと思う。僕たちは中団で戦うことを目標にしている。手にしているものを最大限に活用していくつもりだよ」

「全体的に今回のテストはスムーズにいったので、何の不安も感じることなくここを後にすることができる。ある程度の進歩があり、自分たちの位置も分かっている。それでも予選Q3やポイントをかけて戦うことがコンスタントにできるようになるには、もっと見つけ出さなければならないものがあるのは確かだ」

 ピーター・バイエルCEOは、「非常に充実した3日間のテストを終え、分析すべきデータを大量に集めることができた。来週バーレーンで行われるシーズン開幕戦に向けて準備するうえで助けになるだろう」と語った。

 チームの新代表ローレン・メキースも、テストが順調に進んだことを喜び、チームメンバーの努力に感謝した。

「我々が目標とするレベルの競争力までチームを構築し、発展させるまでには長い道のりをたどる必要があるだろう。しかし今週バーレーンでのテストで良いスタートを切り、シーズン中の開発において重要になるだろう堅実なプログラムを実行した」

「開幕戦はすぐ目の前に迫っている。望むレベルまで準備を整えるためにまだやるべきことはたくさんある」

「ハードワークに取り組み、素晴らしいスピリットを示してくれたダニエル、裕毅、そしてファクトリーの全員に感謝したい。来週レースに戻ることが待ちきれない思いだ」

2024年F1バーレーンテスト3日目 ローレン・メキースとダニエル・リカルド(レーシング・ブルズ)

 レーシングディレクターに就任したアラン・パーメインは、開幕戦後にチーム間の序列と自分たちのポジションを確認するのが楽しみだと語った。

「ポジティブな3日間だった。マシンが週を通して高い信頼性を示してくれたおかげで、膨大な量のデータを集めることができた。質の高いテストを実行し、セットアップ変更に時間をかけて、マシンへの理解を深めることに集中した。さらにロングランを行い、今日はダニエルがフルレースディスタンスを走り、これが完璧にうまくいった。今後の数日間で、データを分析し、そこから学び、バーレーンのレースウイークだけでなく、今後の何戦かにこれを生かしていきたい」

「私自身、ここにいることができて心の底からうれしいし、今シーズンをとても楽しみにしている。分析チームは、マシンとチームを前進させるために、今回集めたデータを活用することができるだろう。ビザ・キャッシュアップRBのメンバー全員が、今シーズンに向けて興奮している。来週末のレースを終えた後、序列が今よりも見えてくるだろうから、それを知るのが楽しみだ」

2024年F1バーレーンテスト2日目 ダニエル・リカルド(レーシング・ブルズ)


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