5月25日現地時間14時、F1モナコGPのFP2開始時刻を迎えた。雲は相変わらず山の中腹に低く垂れ込めているが、雲の切れ間からは太陽の光も降り注いで気温は21度、路面温度は40度まで上がってきた。セッション中の降水確率は0%となっている。
FP1でマシントラブルのため走行できなかったニコ・ヒュルケンベルグとマーカス・エリクソンを含む数台がセッション開始とともにコースインして走行を開始するが、多くのマシンは路面コンディションを考慮してピットガレージで待機を続ける。メルセデスAMGの2台は今季2基目のESを、ルイス・ハミルトンは2基目のCE、ヒュルケンベルグは2基目のESを投入している。
そんな中で開始から10分を過ぎたばかりのところでジョリオン・パーマーがリヤから白煙を上げてポルティエにストップ。FP1でトラブルに見舞われたマックス・フェルスタッペンも「シフトダウンでプッシュを感じる」と違和感を訴える。
マーカス・エリクソンはカジノの出口でリヤが流れ、ハーフスピン状態で左リヤを軽くガードレールにヒットしてしまうが、大きなダメージはなく走行を継続することができた。
FP1で35周を走り14番手タイムを記録したジェンソン・バトンは、FP2では最初からウルトラソフトで走行を開始。メルセデスAMG、フェラーリ、フォース・インディア、ハースがスーパーソフトでセットアップ確認の走行を行ない、その他のチームはウルトラソフトのみ。
セッション中盤からはほぼ全車がウルトラソフトでロングランへと入っていくが、キミ・ライコネンとパスカル・ウェーレインだけはスーパーソフトでロングランを行なう。