14時53分にランス・ストロールがターン3のマスネ出口でワイドになりアウト側ガードレールにクラッシュ。カジノのエイペックス手前にマシンを停めたためセッションは赤旗中断となったが、事故車の処理は迅速に行なわれて15時ちょうどにセッションは再開となった。

 その後は大きな混乱もなく各車が走行を重ね、ウルトラソフトタイヤでさえロングランでのデグラデーション兆候が皆無という、決勝の1ストップ作戦を予感させるデータが見えてきた。

 90分のセッションが終わり、セバスチャン・ベッテルがウルトラソフトで1分12秒720を記録、トップでFP2を終えた。これは昨年のFP2を1.9秒上回るタイムだ。

 2位には0.487秒差でダニエル・リカルド、以下は1秒以内にライコネン、ダニール・クビアト、カルロス・サインツJr.、フェルスタッペンが続き、メルセデスAMGのハミルトンは8位、ボッタスは10位に留まった。

 マクラーレン・ホンダ勢はストフェル・バンドーンが11位、バトンが12位と中団につけているが、7位ペレスから15位エステバン・オコンまで0.3秒差という大接戦ゆえに、真の勢力図はまだまだ見えていないと言うべきだろう。

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