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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.14 19:32
更新日: 2017.06.14 19:33

F1 Topic:ストロールが母国カナダで初入賞。ビルヌーブ以来の快挙を地元も祝福

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F1 | F1 Topic:ストロールが母国カナダで初入賞。ビルヌーブ以来の快挙を地元も祝福

 6月11日は、世界各地でスボーツイベントが相次いだ。フランスのパリではテニスの四大大会のひとつである全仏オープンの男子シングルス決勝が行われ、元世界ナンバーワンのラファエル・ナダルが3年ぶりに四大大会で優勝。 

 またアメリカ・テネシー州ナッシュビルでは北米プロアイスホッケーのNHLスタンリー・カップ決勝が行われ、ピッツバーグ・ペンギンズがナッシュビル・ プレデターズを2対0で下し、通算成績を4勝2敗として2連覇を達成。

 一夜明けた6月12日の朝刊のスポーツ面はそれらの記事で埋め尽くされていた。それらの新聞に混じって、まったく別のスポーツを一面で扱った新聞がある。それはカナダ・モントリオールの地元紙「モントリオール・ガゼッタ」だ。

地元紙がストロールの快挙を一面で取り上げた
地元紙がストロールの快挙を一面で取り上げた

 取り上げたスポーツは地元モントリオールで開催されたF1カナダGP。ただし、彼らが一面でメインに取り上げたのは優勝したハミルトンではなく、ストロールだった。それはストロールが見事な走りでF1初入賞を母国グランプリで達成したからだ。同紙は「この9位は、優勝にも匹敵する2ポイントだ」と評していた。

 事実、この日のストロールの走りは素晴らしかった。17番手からスタートし、1周目のコントロールラインを15番手で通過。さらに1回目のピットストップを行なってコースに復帰した26周目にはなんと最下位までポジションを落としてしまった。この時点でストロールの入賞を想像した者はだれもいなかっただろう。


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