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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.26 18:13

F1第8戦アゼルバイジャンGP 決勝トップ10ドライバーコメント

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F1 | F1第8戦アゼルバイジャンGP 決勝トップ10ドライバーコメント

 2017年F1第8戦アゼルバイジャンGPで決勝トップ10に入ったドライバーたちが、日曜日を振り返った。

■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=1位
 退屈な優勝なんて、僕には今まで一度もなかったけど、今日のレースが退屈ではなかったことは確かだ。あちこちで起きたカオスと赤旗中断の後、ポディウムには手が届きそうだと思った。でも、ルイス(・ハミルトン)がピットインを強いられ、セブ(・ベッテル)がペナルティを受けるまで、優勝も可能だとは思っていなかった。

2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP ダニエル・リカルド(レッドブル)が優勝
2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP ダニエル・リカルド(レッドブル)が優勝

 昨日、予選でミスをして10番グリッドからのスタートが決まった後、日曜のレースはミスをせずに、アクシデントやチャンスを最大限に生かしていくレースになるだろうと言ったと思うけど、その点では、今日できることは全てやったと感じている。ポディウムあるいは優勝の可能性は、レース序盤に予定外のピットインをせざるをえなかった時点で、当初よりもさらに遠のいていた。確か17番手あたりまで下がったはずだ。でも、その後はあらゆることが順調で、リスタートのたびに順位を取り戻して、こういう結果になった。

 特に重要だったのは最後のリスタートだ。確か(ランス・)ストロール、(ニコ・)ヒュルケンベルグ、(フェリペ・)マッサ、僕の4人だったと思う。その4台がほぼ横並びで1コーナーを迎える状況になり、そこでうまく3番手に浮上できたんだ。ある意味では、あれが優勝につながるオーバーテイクだった。わずかなギャップが見えた瞬間に、僕は全力でそのチャンスを取りに行こうと考え、ブレーキをできるだけ遅らせて、あのポジションを手に入れたんだ。

2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP ダニエル・リカルド(レッドブル)が優勝をチームと祝う
2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP ダニエル・リカルド(レッドブル)が優勝をチームと祝う

 マックス(・フェルスタッペン)にとっては本当に残念なレースだった。でも、チームのみんなのために、こうして勝つことができて良かったよ。チーム全体としては、もっといい形でこの週末を終えることもできたはずだ。近いうちに、僕らが2人揃ってポディウムに上がれることを願っている。まあ、それにしても、何という一日だったことか。本当にクレージーなレースで、いったい何が起きたのか、まだよく飲み込めていない感じだ。      

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=2位
 クレージーなレースだったね。特に僕にとってはそうだった。1周目にキミ(・ライコネン)との接触があって、タイヤがパンクした。それで1周遅れになり、そこからポジションを上げていかなければならなかったんだ。2回目のセーフティカーがすごく助けになり、一歩一歩上位に近づいていった。

2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP バルテリ・ボッタスが2位表彰台
2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP バルテリ・ボッタスが2位表彰台

 今日の目標は優勝争いをすることだったけど、1周目の事故でそれは望めなくなった。一時は最後尾まで落ちたんだ。でも冷静さを保って、全力を尽くして、すべてのコーナーで最善の走りをすることを心がけた。優勝には届かなかったが、一時は最下位だったことを考えれば、2位をつかむことができてすごくうれしい。

 チームにとって重要なのは、フェラーリよりたくさんのポイントを稼いだことだ。自分自身のためにもポイントを加算することができてよかったと思う。


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