日曜にトヨタのLMP1カーの初走行を経験したフェルナンド・アロンソが、火曜、デイトナ24時間レースに備え、LMP2カーのテストを行った。
2018年デイトナ24時間に出場することが決まっているアロンソは、21日、スペインのモーターランド・アラゴンで、リジェJS P217に乗る機会を得た。
マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンがオーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツから、アロンソが初の耐久レースに挑戦することが、10月末に発表された。アロンソはフィル・ハンソンおよびマクラーレンの来季テスト&リザーブドライバーであるランド・ノリスとともに、来年のデイトナ24時間レースでリジェJS P217を走らせる。
チームは21日、アロンソがハンソンとともにリジェJS P217のテストに参加、初走行は非常にうまくいったと発表した。
WECテストが行われたバーレーンからアラゴンに直行し、月曜夜に到着したアロンソは、火曜朝にシート合わせを行った後にリジェに乗り込み、まずはマシンになじむことから始めた。アロンソはすぐにマシンに慣れ、セットアップ変更を繰り返し、さまざまなダウンフォースレベルで走り、少ない燃料とフレッシュタイヤでの走行とフルタンクでのレーススティントの両方を試した。ザック・ブラウンらが見守るなか、一日のなかでアロンソは98周(483km)を走った。
次のテストの機会は1月5~7日に行われる公式テストの「ロア・ビフォア24」となる。レースは1月26、27日に開催される。