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F1 ニュース

投稿日: 2018.08.12 13:39
更新日: 2018.08.12 18:34

「将来的にはF1もパワーユニット電気化の可能性がある」とロス・ブラウン

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F1 | 「将来的にはF1もパワーユニット電気化の可能性がある」とロス・ブラウン

 F1のスポーティングマネージャーを務めるロス・ブラウンは、レースの質が技術的に保証されるのであれば、今後10年の間にグランプリレースがすべて電気化されることも考えられると話している。

 2014年に導入されたハイブリッドエンジンにより、F1にも電気的な要素が組み込まれることとなったが、内燃機関の完全な撤廃が真剣に検討されたことはなかった。

 しかしながらフォーミュラEの成功ぶりと、アウディ、BMW、日産、ポルシェといった主要メーカーの参入により、F1もこの流れに注視せざるを得なくなっている。

 フォーミュラEの歴史はまだ浅く、現時点ではどの程度の比較対象になるかは分からないが、ブラウンは開発の経過に注目している。

「フォーミュラEが行なっていることや、成果には敬意を払うべきだと思っている」とブラウンはF1 Fan Voiceに語っている。

「だが規模を考えると、両者を比較することはできない。ファンの数や魅力といった点ではF1に分がある。その点でフォーミュラEはまだ、成長過程だ」

 商業的かつ社会的な理由による変更の必要性が認められれば、F1は大きな進化を遂げるだろうとブラウンは考えている。

「F1にとって正しいバランス、妥当性、ファンとの関わり方という方向に向かって進化していくと思う」

「5年か10年後、異なるパワーユニットが必要になったり、そうしたいという要求や望みがあれば、F1はきっとそうするだろう。将来的に電気化されたF1車両が登場するという可能性を、誰も潰すことはできない」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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