8月25日、F1第13戦ベルギーGP予選が行なわれメルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。
予選日は朝から冷え込み、午後3時の予選開始時刻には、気温14度、路面温度は28度という寒いコンディションとなった。開始時には晴天が広がっているものの、セッション中の降水確率90%と波乱の予感も漂う中での予選となった。
Q1はドライコンディションのまま始まり、各車がスーパーソフトタイヤでコースインする中でメルセデスAMGとフェラーリはソフトタイヤでアタック。パワーユニット交換で最後尾スタートが決まっているバルテリ・ボッタス(メルセデス)はまだアタックに出ない。
まずはキミ・ライコネン(フェラーリ)が1分42秒585でトップに立ち、これに0.392秒差でルイス・ハミルトンが2番手、0.450秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が3番手、スーパーソフトのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が0.614秒差で4番手となった。
その後ろにはフォース・インディア勢、シャルル・ルクレール(ザウバー)、ルノー勢、ハース勢が続く。
残り5分を切ったところでボッタスがスーパーソフトでアタックに出て0.220秒差の2番手に飛び込む。Q2進出を争う中団グループの他車も2回目のアタックに出て最後のアタックを敢行。
トロロッソ・ホンダ勢はここでブレンドン・ハートレーが14番手、ピエール・ガスリーが15番手でなんとかQ2進出を決めたが、6番手ロマン・グロージャンから15番手ガスリーまでは0.6秒にひしめく大接戦。
フリー走行から下位に沈んでいたマクラーレン勢とウイリアムズ勢、そしてタイヤからグリップを引き出せなかったカルロス・サインツJr.(ルノー)がQ1敗退となった。