マクラーレンF1チームの元スタッフ、ホアン・ビラデルプラットは、現在のマクラーレン経営陣は支持できないと語り、CEOのザック・ブラウンについて「力量に欠ける」と評した。
ビラデルプラットは、ロン・デニスが率いていて全盛だった初期のマクラーレンでメカニックを務めていた。その後はフェラーリ、ベネトン、プロスト・グランプリとF1チームを移籍するにつれて、チーフメカニック、オペレーションズディレクターと順調にキャリアを重ねていった。
チームの現状を見たビラデルプラットは、自分がかつて在籍していたマクラーレンが、当時の栄光を取り戻せるのかどうかは疑わしいと感じている。
「私はマクラーレンの誕生を見た。ロン(・デニス)とともに参加した最初期メンバーのひとりなのだ」と、ビラデルプラットはEl Confidencialに語った。
「マクラーレンの成長を見てきた。そしてまた、その逆も見てきた。今のマクラーレンは困難な時期を歩んでいる。そして私は時に、チームが現在進んでいる方向がまったく信じがたいと感じることがある」
「彼らが苦境から抜け出せるかどうかは、はなはだ疑問だ」
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