ウイリアムズF1チームは、今週末に行われる第17戦日本GPに新しいコンポーネントを持ち込んでテストを行うという。その目標は、2020年に良いスタートを切ることに置かれているようだ。
今年のウイリアムズは、2019年型シャシーの準備が間に合わず、プレシーズンテストの最初の数日間に参加できなかった。チームは、2020年は同じことを起こさないという固い決意を抱いている。
「来年は今年と同じような間違いは繰り返さないと、100パーセントの確信を持っているよ」と、ジョージ・ラッセルは今週『RaceFans.net』に語った。
「来年はウインターテスト初日にマシンが出来上がっているはずだ。僕の家を賭けてもいいよ。“僕の”家は、実際にはまだ“両親の”ものだけどね!」
ラッセルはまた、2019年シーズンを通して十分とはいえない装備で戦ってきたことで、2020年の計画立案に際してはプレッシャーもいくらか減ったのだ話した
「2019年、僕たちはセットアップに関していろいろと工夫する良い機会を得た。もっと極端なセットアップアイテムや、どのようにタイヤを準備するかなど、たくさんあるよ」
ウイリアムズでシニアレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは、図らずも求められたそうした柔軟さは、鈴鹿で再びうまく使われることになるだろうと考えている。
「2020年シーズンに向けた準備を続けるなかで、我々は鈴鹿にもいくつか新しいテスト用コンポーネントを持ち込んで評価するつもりだ」
「それらのテストアイテムと並行して、マシンのセットアップ改良やタイヤの理解促進を含む、通常のレース準備も進める」