第16戦ロシアGPでは、ウイリアムズのレースウイークは散々な結果に終わった。ラッセルはクラッシュによりリタイアでレースを終えたが、ロバート・クビサは日本GPに向けてパーツが不足するという懸念から、チームによってリタイアさせられた。レース後、この判断は論議を呼んだ。
「チームとしては、ロシアでは厳しいレースウイークを過ごした」とロブソンは認めた一方で、次戦ではすべてが良くなるはずだとも語る。
「我々はより良い状態で日本に到着する。今シーズン中盤以降の堅実な改善も、さらに継続できるだろう」
ラッセルは以前も鈴鹿に行ったことがあるものの、初めて実際にF1マシンを走らせることを楽しみにしている。
「日本GPは、僕が長いこと楽しみにしてきたレースだ。素晴らしいコースで実際に走るのが待ちきれないよ」
「鈴鹿のファンはとても熱狂的な人たちだ。僕はリザーブドライバーとして1度しか行ったことがないけれど、その時でさえ本当に素晴らしい気分だった」
「コースの性質は、ソチのそれよりも僕たちに合っていると思う。だからもう少し良いペースを発揮できることを願っている。あらゆる点で、本当にわくわくしているよ」
クビサもまた、待望の鈴鹿への復帰を楽しみにしている。
「日本GPはF1カレンダーのなかでも最もエキサイティングなレースのひとつだと言える。本当に難易度の高いセクションが組み合わさっている。第1セクターの高速S字コーナーで、マシンのポテンシャルが最大限に発揮されるんだ」
「中盤はいくつかのヘアピンがあって若干スローになる。そしてその後は最終コーナーであるシケインに向けて、非常に高速で走る」
「伝統的なレーススタイルのDNAを今も持っていて、素晴らしいコースだ。とても特別な、比類のないところだよ」