マクラーレンF1は、NTTインディカー・シリーズに参戦するパト・オワードが、今年10月のF1第20戦メキシコシティGPでアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスに登場し、母国のコースでフリー走行1回目を担当すると発表した。この決定は、2025年のF1シーズンで義務付けられている若手ドライバーの走行枠のひとつを満たすものだ。
マクラーレンF1チームでのオワードの歩みは、着実に積み重ねられてきた。彼はまず2021年にアブダビで行われた若手ドライバーテストに参加し、その後2022年のアブダビGPのFP1でF1の公式セッションデビューを果たした。それ以後、彼は2023年のアブダビGPと2024年のメキシコシティGPのFP1セッションで走行した一方で、旧型車でのテスト(TPC/Testing of Previous Cars)プログラムによるマクラーレンのプライベートテストにも参加した。