2025年F1第20戦メキシコシティGPの予選で7番手を獲得したカルロス・サインツ(ウイリアムズ)は、前戦アメリカGPで受けたペナルティを消化するため、5グリッド降格し12番手となり、予選11番手だった角田のスタートポジションはひとつ上がって10番手となった。好スタートを決めた角田は、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)をかわして、ふたつポジションを上げて8番手で1周目のコントロールラインを通過した。
角田は10周目までピアストリを抑えていたが、11周目に抜かれた。これはスタート時に履いていたタイヤのコンパウンドが角田はミディアムで、ピアストリがソフトだったためだ。その後、角田は背後に迫ってきたソフトタイヤを履くエステバン・オコン(ハース)を、タイヤをマネージメントしながら抑え続けた。
