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投稿日: 2016.10.08 10:52
更新日: 2016.10.08 10:56

今宮純F1日本GPの見どころ:定点観測で感じた、ニコの集中力と“負けん気”


F1 | 今宮純F1日本GPの見どころ:定点観測で感じた、ニコの集中力と“負けん気”

 やる気、負けん気を金曜のニコ・ロズベルグに見た。2セッションともトップタイムだったからではない。スローなマシンをかわすときもいままでよりスパッと抜いていった。130RでもS字入り口でも一瞬の迷いもためらいがなかった。

 FP1をセクター1で定点観測中、コース内に白っぽい“ゴミ?”のようなモノが。それを踏む者もいたがだいぶ手前から避けるラインに転じるなど、こんなリアクションにもまわりがよく見え、集中しているのが感じとれたロズベルグ。

 鈴鹿ではS字から旧ダンロップ・コーナーまでが“長い複合カーブ”ととらえられる。その入り口3コーナーから左~右~左~右と切り返して上り詰めた先が7コーナー。ロズベルグはS字入口からその旧ダンロップまで強すぎず弱すぎない一定リズムを刻み、まるで路面に張り付いているよう。走り出しはややアンダーステア気味でもそれをしっかりチェック、FP2ではほぼセッティングをまとめていた。

 しかしFP2ではルイス・ハミルトンが0.072秒差、ライバルも午後になると仕上げて迫った。『セパンの悲劇(PUブロー)』から彼自身は立ち直り、陣営内に一抹の不安はあっても本人に後遺症はないと見た。いまどちらにもメンタルの強さがある。タイトルを争う者同士にはこうあってほしい――。

 もう一つのタイトル、コンストラクターズに王手をかけているメルセデスに対しレッドブルも金曜から堂々と挑んだ。FP2を4位マックス・フェルスタッペン、12位ダニエル・リカルドで終えて、一見かすんで見えるがそれはソフト・ショートランの時に“VSC状態”になったから。アウトラップでそうなったフェルスタッペンの“被害”は小さく4番手、アタックラップだったリカルドは減速せざるを得なかっただけだ。


本日のレースクイーン

Pガール
鈴乃八雲(すずのやくも)

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