これを差っ引けば二人とも1分32秒台ペース、メルセデス勢に限りなく近い。フェラーリのキミ・ライコネンが3位につけたものの金曜時点では“劣勢”、実際マシン挙動もまだまだやるべきことが多いように見てとれた。
ロングランペースをチェックするとメルセデス対レッドブルは激しく拮抗。注目すべきはハードを得意とする彼らにリカルドがまさるとも劣っていないことだ。『セパン1-2』の勢いと自信、実力が、途切れることなく鈴鹿でも透けて見える。
これを書いている金曜夜半から小雨がパラパラと落ち始めている。土曜の空は泣き模様、FP3から予選にかけて昨年金曜みたいなウェット・コンディションが予想される。さらにそれが日曜まで続くか、午後2時スタートまでに濡れ乾きコンディションに変化するかどうか。ひょっとすると今年初めて『レッドブルVSメルセデス?』、雨の鈴鹿伝説を思い出さずにはいられない……。