スクーデリア・フェラーリが、2月11日、2020年型F1マシン『SF1000』をイタリアのレッジョ・エミリアにあるロモロ・ヴァッリ・ムニキパーレ劇場において発表した。チーム代表マッティア・ビノットは、ニューマシンは一見昨年型と極めて似ているように見えても、あらゆるエリアを見直して向上を図った「全くの別物」であると述べている。
発表会にはフェラーリ社CEOルイス・カミレリ、会長ジョン・エルカーン、チーム代表ビノット、レースドライバーを務めるセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールが登場、ニューマシン『SF1000』を披露し、それぞれ2020年シーズンに向けての抱負などを語った。
フェラーリは2019年には王者メルセデスに235点差をつけられ、F1コンストラクターズ選手権2位に甘んじた。2020年の目標は、当然のことながらメルセデスの7連覇を阻止し、自らがチャンピオンになることだ。
今年、フェラーリがF1での1000戦目を迎えることを記念して、マシンは『SF1000』と名付けられた。カラーリングは昨年型とほぼ同じで、スポンサーであるフィリップモリス・インターナショナルの“Mission Winnow”プロジェクトのロゴが配されている。
■スレンダーなボディの『SF1000』。セットアップ最適化のためサスペンションの変更も
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