3月の開幕戦オーストラリアGPが新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により中止となってしまったF1。長いトンネルを抜け今週末、ようやく2020年シーズンがオーストリア・レッドブルリンクで開幕する。そんな”特別なシーズン”の始まりに向けたドライバーら関係者の様子をSNSから見てみよう。
●テスト走行がなくても準備万端/マックス・フェルスタッペン
2月のテスト以降、ファクトリーがクローズとなった影響で長期間、実物のマシンに触れることができなかった各チーム。開幕前にはフィルミングデーや”2年落ち”のマシンを使って実践感覚を取り戻すテストを行った。
レッドブル・ホンダもシルバーストンにて試走を行ったが、マックス・フェルスタッペンは検疫による拘束期間の都合により不参加。これにより2020年型マシン・RB16をドライブする機会を失ってしまう。
だが当人は意に介さず。シミュレーターとワークアウトでコンディションは万全のようだ。イギリス・ミルトンキーンズのファクトリーで行われたシミュレータートレーニングの様子が公開されている。
注目はフェルスタッペンの表情。本番さながらの集中力を感じさせる。昨年優勝したレッドブルリンクで、どんな走りを見せてくれるのか注目だ。
●1ヶ月前から準備万端/ルイス・ハミルトン
こちらは2017年シーズンからドライバーズタイトル3連覇中のメルセデス、ルイス・ハミルトン。
35歳となった今年もいまだ体力は衰えず。6月10日にイギリス・シルバーストンサーキットで行われたプライベートテストでは「長く離れていたような感じはしなかった」とのこと。
プライベートでも肉体トレーニングを欠かさず、準備はできているとのこと。今年もハミルトンがぶっちぎるのか?
●セルジオ・ペレスと自宅でLet’sトレーニング
外出自粛中は自宅でトレーニングをされる読者も多かったのではないか。レーシングポイントF1のセルジオ・ペレスがユニークなトレーニング方法を公開している。
体幹トレーニングとして広く知られるプランク。プランクをしながら片手にドリンクボトルを持ち、20秒間でボトルを何度持ち帰られるかカウントするものだ。
果たして何回できるか、動画を見ながらペレスと一緒に挑戦してみてはいかがだろうか。