●ホンダ、田辺TDへの質問コーナー

 今年もホンダのテクニカル・ディレクターを担当する田辺豊治氏への質疑応答が公開されている。

 開幕前の特別企画ということで、SNSを通じて質問を募ったところ、300件以上の質問が寄せられたそうだ。ホンダに入ったきっかけや、アイルトン・セナとの仕事、フェルスタッペンに対する印象など質問は多岐にわたった。その一部を以下に抜粋した。

Q:学生時代の専攻は何ですか?
田辺TD:大学時代は機械工学を専攻していました。

Q:ホンダとの出会いのきっかけは?
田辺TD:ホンダは日本でとても有名でした。大学を卒業後、
ホンダに入社しました。

Q:もっとも記憶に残るアイルトン・セナとの仕事は何ですか?
田辺TD:ゲルハルト(ベルガー)のエンジニアを担当していました。同時に、つねにチームと一緒に仕事をし、セナとも接点がありました。彼らはホンダに「もっとパワーをくれ!」と要求します。アイルトンはすごく繊細で、ゲルハルトも同様です。アイルトンは勝つためならホンダに対し、どんなことでも厳しく要求する男でした。

Q:一番お気に入りのF1マシンは何ですか?
田辺TD:難しい質問ですね。私が関わったマシンはどれも好きです。強いて言えば、レッドとホワイトで彩られたマクラーレン・ホンダが、好きです。

Q:レッドブルとアルファタウリでエンジンに違いはありますか?
田辺TD:我々はまったく同じパワーユニットを両チームに提供しています。メンテナンスやキャリブレーションも基本的に同じです。

Q:ドライバーとしてのマックスをどう思いますか?
田辺TD:彼は特別なドライバーです。期待以上の成果をもたらしますし、ドライビングは正確、基本的にはつねに冷静です。ときどき情熱的にもなります。彼はナイスガイで、スペシャルなドライバーです。

 このほか、インディカープロジェクトにチーフエンジニアとして参加した経験が、現在、チームやドライバー、レッドブル関係者と仕事を進める上で大変参考になっているそうだ。

 またHonda Jetとの協業に関する質問にも触れている。ホンダの研究開発領域にはハイレベルな知見を有するエンジニアたちが在籍しており、社内で積極的な情報交換を通じて、パワーユニット開発に応用できる技術をつねに取り入れているとのことだ。

 全容はこちら。

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