マックス・フェルスタッペンは、2021年シーズンにレッドブルでセルジオ・ペレスがチームメイトとなることを気楽に考えるつもりはないと認めた。
2015年にトロロッソからF1デビューを果たして以来、フェルスタッペンはカルロス・サインツJr.、ダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、最近ではアレクサンダー・アルボンら強力なチームメイトの挑戦を受けてきた。
フェルスタッペンの4人の元チームメイト全員が、後にフェルスタッペンの走行スキルと才能を称賛しているが、フェルスタッペンはそれを彼らしい謙虚さとともに受け止めた。
「彼らがそう広めたわけではないだろう?」とフェルスタッペンはオランダの放送局『Ziggo Sport』のインタビューで語った。
「とにかく僕は彼ら全員に勝つことができたから、よかったよ」
2020年シーズンの第16戦サクヒールGPで初のF1優勝を飾った経験豊富なペレスは、F1のトップに必ずや駆け上がると見られるフェルスタッペンにとって、新しいタイプの脅威となることを体現している。しかしフェルスタッペンは、彼のアプローチは変わらないと主張している。
「僕の父が常に言っているように、チームメイトは打ち負かさなければならないんだ!」とフェルスタッペンは言い、同じことをペレスに対してもするつもりだとすぐに認めた。
「そうだよ。それが僕の目標だ」
「チームメイトより速くなることは常に重要なことだ。セルジオが同じことを目指しているのを僕は分かっている」
フェルスタッペンは、ペレスがシーズンを通してチームに貢献するのに、十分な強さと一貫性を有していると証明することを期待しているという。ある意味で、それは昨今の何人かのセカンドドライバーに欠けていたことだ。
「それだけが、チームが2台のマシンを上位につける方法だ。レッドブルとダニエルの場合のようにね」