●角田裕毅「特に予選が楽しいですね」

 アルファタウリ・ホンダのふたりが本音を打ち明ける『ビハインド・ザ・バイザー』もこれが4回目。今回は『楽しさ』をテーマにインタビューを受けた。

 角田はカートに初めて乗った時に楽しさを感じるも、なんと7〜8歳の時に飽きてしまったんだとか。もっとも、現在ドライブしているF1マシンには楽しさを大いに感じているそうで、特に予選がエキサイティングとのこと。コース外では、友人とシューティングゲームをするのが楽しいと語っている。

●メルセデスのエンジニアが明かす2ストップ戦略の裏側

 メルセデスのアンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリング・ディレクター)が、スペインGPでのルイス・ハミルトンの2ストップ戦略について、ファンからの「どのタイミングでハミルトンの2ストップ戦略を決断したのか?」という質問に対し次のように語っている。

「つねにレースを分析しマネジメントしてきた。重要なポイントは(タイヤの)デグラデーションがレースのどこで起きるのか、ということだ」

「フリー走行と決勝レースでは状況が大きく異なった。ただルイスとマックス(フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ)の走りを見て、ラップタイムの低下を把握できた。それは事前のシミュレーションよりも大きく、性能面で言えば1ストップも2ストップも僅差になると考えた」

「デグラデーションの発生を追うことができ、それを線形戦略ツールで解析してみると、明確に2ストップの方が優っているとわかった。それがピットインを決断させる引き金になった。ドライバーにピットインをさせ、ピットクルーを用意させるよう話し合ったよ」

「ただ第2スティントに入ってからは、この戦略を真剣に考えるようになった。ルイスがこの戦略においても(トップに)追いつけるよう、デグラデーションをつねにチェックしたんだ。そしてマックスに追いつき、追い抜けるペースを確認し続け、最適なラップを検討していた」

「40から43周目あたりだと考えていた(編注:42周目にピットイン)。もし狙いが早すぎたら、マックスに追いつき、彼を追い抜くに十分なグリップを残せなかった。もし遅すぎたら、追いついて抜くための周回数をルイスに残せなかった」

「先のとおり、これは微調整にすぎない。だが引き金を引いて実行に移すかどうかまでは決めていないんだ」

ルイス・ハミルトン(メルセデス)が2度目のタイヤ交換をした直後に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のペース低下が始まっている
ルイス・ハミルトン(メルセデス)が2度目のタイヤ交換をした直後に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のペース低下が始まっている

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