レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2021.05.14 18:20
更新日: 2021.05.14 18:48

2ストップ作戦はレース中に決断。メルセデスのエンジニアが明かすスペインGPの裏側【SNSピックアップ今週のF1界】

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 2ストップ作戦はレース中に決断。メルセデスのエンジニアが明かすスペインGPの裏側【SNSピックアップ今週のF1界】

 メルセデスの戦略勝ちが際立ったスペインGP。チーム一丸で掴み取った勝利と言えるが、そこには必ず参謀役がおり、あのピット戦略についてファンからの質問に答えている。またレース後に公開されたチームの無線など、レースの余韻が残るF1界をSNSから見てみよう。

●2019年ハンガリーGPの再現

 1ピット作戦のレッドブル・ホンダに対し2ピット作戦で逆転する戦略は、2019年のハンガリーGPでも実行していた。マシンのポテンシャルは差が縮まるも、総力戦ではメルセデスの壁がいかに高いか証明されてしまった。

 ちなみに当時の様子がこちら。ある側面ではトラウマ、またある見方をすれば勝利の方程式と言ったところか。

●マシンから祝福/ランド・ノリス

 優勝したハミルトンに対し、同じくイギリス出身のランド・ノリス(マクラーレン)がマシンから手を伸ばして祝福。このコミュニケーションスタイルはお馴染みのものとなった。

●もうひとつのデジャブ/シャルル・ルクレール

 メルセデスがピット戦略が話題となったスペインGPだったが、フェラーリにとっても既視感のあるシーンがあった。スタートでシャルル・ルクレールがバルテリ・ボッタス(メルセデス)をターン3で交わした時で、これは2013年のフェルナンド・アロンソと被る。ちなみに開幕前テストでも話題になった”蟹”も健在だ。

●皮肉なピットイン予測

 フェルスタッペンをサポートする『The Fangineer』が、何周目にピットインすべきかファンからアドバイスを募る企画を行っていた。結果的にみれば23周目にピットインしているのだが、2スティント作戦を提唱している様子がなさそうなあたり、皮肉なプロモーションになってしまった。

●ワンストップ作戦/エステバン・オコン

 ワンストップ作戦を完遂させたのがアルピーヌのエステバン・オコンだ。最後はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の猛追をしのぎ9位フィニッシュ。貴重なポイントをチームに持ち帰っている。

●選手権3番手争いが白熱

 今年のドライバーズ選手権はハミルトンが抜け出し、それをフェルスタッペンが追いかける展開で、このふたりが突出している。一方で3番手争いはボッタス、ランド・ノリス(マクラーレン)、ルクレール、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)と、4チームのドライバーがが15点差以内にひしめく大混戦。今後の注目度も非常に高い。

●カルロス・リカルド

 マクラーレンのピットからダニエル・リカルドにピットインの無線が飛ぶ。焦っていたのか「カルロス」と思わず言い間違いをしてしまった。スタッフの脳裏には昨年まで在籍した(現フェラーリのカルロス)サインツJr.の存在がまだまだ大きいようだ。


◾️次のページへ:ストロール画伯の絵


関連のニュース

F1 News Ranking

本日のレースクイーン

ZENTsweeties
松田蘭(まつだらん)

F1 Photo Ranking

フォトランキング