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F1 ニュース

投稿日: 2021.09.10 15:16
更新日: 2021.09.10 15:19

モンツァのパラボリカコーナー、元F1ドライバーにちなみ『アルボレート』に名称変更へ

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F1 | モンツァのパラボリカコーナー、元F1ドライバーにちなみ『アルボレート』に名称変更へ

 モンツァ・サーキットは、故人であるイタリア人グランプリドライバーのミケーレ・アルボレートに敬意を表し、名物コーナー、パラボリカの名称を“クルバ・アルボレート”に変更することを決めた。

 アルボレートは1981年から1994年までF1に参戦。ティレルで2回、フェラーリで3回、計5回のF1優勝を飾り、1985年にはランキング2位を獲得した。F1引退後は、ル・マン24時間レースなどに参戦、同レースでは1997年にヨースト・レーシング/ポルシェで優勝を果たしている。2001年、44歳のアルボレートは、ドイツのラウジッツリンクで、ル・マン24時間レースの準備としてアウディのテストを行っている際に、事故死した。今年はアルボレートが亡くなってから20年目にあたる。

1984年F1ドイツGP ミケーレ・アルボレート(フェラーリ)
1984年F1ドイツGP ミケーレ・アルボレート(フェラーリ)

 パラボリカはメインストレートにつながる高速右ロングコーナーで、モータースポーツ界で最も有名なコーナーのひとつ。今週末の第14戦イタリアGPの土曜日、9月11日に式典が行われ、正式にコーナー名が変更される。

 式典は、アルボレートの妻ナディアを含む彼の家族、イタリア自動車クラブの会長であるアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリらの出席のもと行われる。

 アルボレートは、フェラーリ時代にモンツァで表彰台に上った経験を持つ。1984年と1988年のイタリアGPで2位を獲得。1988年にはチームメイトのゲルハルト・ベルガーが優勝し、フェラーリがワンツーを飾った。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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