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2017.02.28

メルセデスW08:キープコンセプトと、新たな試みが融合した大本命【2017F1マシン分析】


F1 | メルセデスW08:キープコンセプトと、新たな試みが融合した大本命【2017F1マシン分析】

 2017年シーズンのF1は、ラップタイムの向上を目的に、空力的なレギュレーションを変更し、ダウンフォースが大幅にアップ。新世代のニューマシンが、いよいよ走り始めた。

 今回紹介するのは、3年連続チャンピオンチームのメルセデスの新車『W08』だ。新車は初期仕様の段階であり、技術規定は変われども、まだ前年型の作風が色濃く残されている。他車と一線を画し、先端の衝撃吸収部分が独立構造とならない真っ直ぐ伸ばされたフロントノーズを継続採用。

昨年同様、突起のないノーズを採用してきたメルセデス
昨年同様、突起のないノーズを採用してきたメルセデス

 フロントウイングは左右に後退角のつくデザインが施されるが、これは新規定に則するものであり、翼形や付属の装備はほぼ前年型を踏襲している。すなわち、フロントセクションに思想的な変化は見られない。勝者の常道とも言うべき、キープコンセプト。

 リヤウイングは低く、後方への傾斜角。これもまた新規定への対応で、細部の処理はほぼ前年型に準ずる。サイドではバージボードも大型化を受けたが、これも規制緩和の産物だ。手法に目新しさはない。

 ただ、前後ウイングやこれらサイドのディフレクター装備は簡単に替えが利く。いわば初期段階は手の内隠しのようなもので、2回目のテスト、開幕時と異なる仕様が姿を現すはずだ。


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