更新日: 2023.06.06 06:27
デ・フリース14位「望んでいた結果は出せなかったが、マシンは改善しつつある」:アルファタウリ/F1第8戦
2023年F1スペインGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは14位という結果だった。1周目に順位を下げ、9周目にタイヤ交換を行い、いったん19番手に落ちた。44周目に14番手に上がった後、その位置を維持してフィニッシュした。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、デ・フリースのレースについて、次のようにコメントした。
「ニックは、強力なスタートを切ったものの、序盤のラップのなかでいくつかポジションを失い、最初のふたつのスティントのほとんどを、トラフィックのなかで走ることになった。ミディアムタイヤでのサードスティントは非常に力強く、レース終盤には(オスカー・)ピアストリ(マクラーレン)に近づくことができた」
■ニック・デ・フリース(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=14位(66周/66周)
14番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ミディアム
チームとして、僕たちはもっと良い結果を望んでいた。良いスタートを切ったが、悪いタイミングで悪い場所にいて、イン側でスタックしてしまい、たくさんポジションを落とした。その後は、他のマシンのグループの後ろを走り、抜け出すことができなかった。アンダーカットを試みたが、他のマシンを抜くことに苦労して、かなりの時間を費やすことになった。
でも、レースのなかで何度か良い瞬間もあった。ミディアムコンパウンドで走った最後の25周には高い競争力を発揮できたので、もっとうまくまとめあげるよう努力したい。
今週末は出だしから強さを発揮できたし、マシンが進歩しつつあると思う。カナダはまた異なるタイプのトラックだけど、ここからさらに改善を重ね、あらゆる機会を活用できると自信を持っている。