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投稿日: 2020.03.13 19:01

日本初のモータースポーツ専門誌オートスポーツ最新号が3月13日発売。ウェブとの連動企画もスタート

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インフォメーション | 日本初のモータースポーツ専門誌オートスポーツ最新号が3月13日発売。ウェブとの連動企画もスタート

 日本初のモータースポーツ専門誌「オートスポーツ」の最新号『オートスポーツNo.1526』が、3月13日(金)に発売。今号では4号連続オートスポーツweb連動企画「いまこそ知っておきたいレーシングカーのサスペンション」の第1回が掲載されている。

 F1の開幕戦オーストラリアGPが開催当日、新型肺炎の影響により中止の発表がされた。今後のレーススケジュールに関しては現時点で新たな発表はないが、状況を注視していく必要があるだろう。

 メルボルンでの開幕戦が中止になってしまい、2020年シーズンのF1カーの走りを見られるのは先送りになってしまったが、マシンの細部に関して言えばメルセデスのDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)や、レッドブル・ホンダの足まわりの進化など注目すべきメカニカルポイントが多くある。

 F1を代表とする現代レーシングカーにおいてエアロダイナミクスが大切なことに変わりはない。しかし、2020年のF1の新車を見ても分かるように、どのチームも力を入れてサスペンション機構の開発に取り組んできた。この様子からあらためてビークルダイナミクスの重要性について、再定義してきた印象を受ける。
 
 では、そのサスペンションが為す役割とは一体どんなものがあるのか。その一例としてあげられるのが「メカニカルグリップ」だ。2019年、日本のファンはスーパーGTとDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の特別交流戦において日欧の違いを目の当たりにすることとなった。タイヤや路面といった環境の違いによって生じた差ではあるが、両者の「メカニカルグリップ」に対する考え方や意識の違いはあまりにも大きかった。

4号連続オートスポーツweb連動企画「いまこそ知っておきたいレーシングカーのサスペンション」
4号連続オートスポーツweb連動企画「いまこそ知っておきたいレーシングカーのサスペンション」

 3月13日発売のオートスポーツNo.1526では、この違いから「メカニカルグリップ」を解明しようと4号連続でサスペンションの基本から、速いレーシングカーはどうやって作られるのかまでを網羅した企画がスタートする。

 講師をお願いしたのは、F1解説でもおなじみの森脇基恭氏。編集部からの取材の打診に対して「せっかくの機会ですから興味のある編集部の皆さんと読者の皆さんにも講義しますよ」との提案により、オートスポーツ本誌とオートスポーツWebとの連動企画が実現する。

「メカニカルグリップとは空力・ダウンフォースに頼ったグリップではなく、サスペンションを活用して作り出すグリップのことです」と森脇氏は語る。

「数式が出てきますが、気にしなくて平気です。何のかたまりと何のかたまりを掛けているか。割り算しているときは分子が大きければ性能が上がり、小さければ性能が低いということだけ分かれば十分です」

 オーストラリアGPの中止により、レース自体は先送りになってしまったが、メルセデスやレッドブルが現行規定最終年となる2020年に向けて投入してきた弾は非常に奥深い。マシンが走り出すその瞬間まで、想像や妄想を巡らせて見るのも悪くないだろう。そのためにもメカニカルグリップとは何か? サスペンションの基本とは何か? という機構を知るために、オートスポーツNo.1526をチェックしてみてはいかがだろうか?

[解明]メカニカルグリップの世界 第1回コンポーネント解説編

auto sport 3/27号 (No.1526)

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