アルゼンチン・ツアーの締め括りとして、5月30日~6月1日にテルマス・デ・リオ・オンドで開催されたTCRサウスアメリカ・シリーズ第4戦は、予選で躍動したネルソン・ピケJr.(ホンダYPFレーシング/FL5型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が自身初のポールポジションを獲得し、ここまで続いて来た“アルゼンチン最速記録”を打破することに。
決勝では、そのピケJr.と同胞対決を繰り広げたディフェンディングチャンピオンのペドロ・カルドゥソ(PMOレーシング/プジョー308 TCR)がレース1で今季初優勝を飾り、こちらも開幕からの“アルゼンチン無敗記録”が終焉。最終レース2は、リバースポールのファブリツィオ・ペッツィーニ(W2プロGP/クプラ・レオンVZ TCR)が終始ボディワークのルーズさに悩まされるなか、ファイナルラップで緊急事態が発生。最後の大逆転劇でファビアン・シャナントゥオーニ(パラディーニ・レーシング/リンク&コー03 TCR)が勝利を手にしている。