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2019.06.12

TCRオーストラリア第2戦:アルファ初勝利もTボーンの波乱。バサースト勝者も夫婦で接触


海外レース他 | TCRオーストラリア第2戦:アルファ初勝利もTボーンの波乱。バサースト勝者も夫婦で接触

 オーストラリア南部フィリップアイランドでシリーズ創設2戦目を迎えたTCRオーストラリア・シリーズは、バサースト1000勝者のガース・タンダー(アウディRS3 LMS)らを迎えて総勢18台がエントリー。競争激化、アクション満載の週末はディラン・オキーフ(アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCR)がシリーズ初勝利から連勝を飾るも、最終レース3で大クラッシュに見舞われた。

 シドニー・モータースポーツパークでの開幕戦を経て、6月8~9日にVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーやMotoGPでもシリーズに組み込まれる大海を借景にした風光明媚な名物サーキットで、TCRオーストラリアの第2戦が争われた。

 注目は開催直前でエントリーの決まった2007年VASC王者のタンダーで、妻のリアン・タンダーとともにメルボルン・パフォーマンス・センター(MPC)が投入する2台のアウディRS3 LMSで前輪駆動ツーリングカー・デビューを果たした。

 初のTCR規定マシンながら、さすがの名手ぶりを発揮したバサースト1000ウイナーは、最初のFP1でいきなりトップタイムを記録。続くFP2でもタイム更新を狙いフライングラップに入ったが、わずかにコースオフを喫した際に駆動系にダメージを受けてストップ。

「あとコンマ5秒は上げられそうだっただけに残念だ」と、このセッションでタイム更新を果たしたオキーフのアルファにタイムボード最上位を譲ることとなった。

 明けた土曜の予選でもオキーフがギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)のアルファロメオでグリッド最前列を確保すると、午後のレース1ではVASCドライバーのトニー・ダルベルト(FK8ホンダ・シビック・タイプR TCR)、ジェイソン・ブライト(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)、そして若き選手権リーダーのウィル・ブラウン(ヒュンダイi30 N TCR)らを従えてホールショットを決める。

 しかし、スタート早々にこの週末の波乱を予感させる最初のアクシデントが発生し、4番手ブラウンがまだウォームアップ不十分なタイヤのせいでターン2をワイドになりコースオフ。慌ててトラックへ戻ると、ジョン・マーティン(FK8ホンダ・シビック・タイプR TCR)、ネイサン・マルコム(ヒュンダイi30 N TCR)らが行き場を失い接触し、早速のセーフティカー(SC)出動となった。

 さらに4周目のリスタートでは初参戦タンダーが仕掛け、3番手ブライトのVWにオーバーテイクを試みるも、ディフェンスにあったアウディは軽いコンタクトで弾かれポジションをドロップ。これで漁夫の利を得たケリー・レーシングのアンドレ・ハイムガートナー(スバルWRX STI TCR)とジミー・バーノン(アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCR)が3、4番手を手に入れる。

 するとポジション奪還を逸ったブライトがスバルのリヤにヒットし、バーノンもこれを回避するためスピンを喫するアクシデントが発生し、レースは再びのSC先導に。

■レース1に続き、レース2も波乱が続く展開に

バサースト1000で3勝を挙げているガース・タンダーは、初参戦のTCRでも高い順応性を披露する
予選ポールを獲得したディラン・オキーフ(中央)。TCR生みの親であるマルチェロ・ロッティ(左)も駆け付け、2020年の隣国NZシリーズ創設も発表した
首位アルファロメオの背後には、ダルベルト、ブライト、タンダー、ハイムガートナーと、VASC出身の猛者がズラリと並ぶ
R1オープニングでコースオフを喫したウィル・ブラウンだが、2位まで挽回する強さを示した


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