2021年FIA-F2第3戦アゼルバイジャン予選が6月4日(金)に開催され、レッドブル育成のリアム・ローソン(ハイテックGP)がトップタイムを記録しフィーチャーレース(決勝レース3)のポールポジションを獲得した。10番手タイムのロバート・シュワルツマン(プレマ・レーシング)はスプリントレース1(決勝レース1)をポールからスタートする。佐藤万璃音(トライデント)は19番手タイムだった。
佐藤はフリー走行中、ターン15でクラッシュし右フロントサスペンションとフロントウイング右側を大きく破損。その後ターン16などピットレーンまでに設けられた5つのエスケープゾーンにマシンを退避させず自走してピットに戻った。これがコース上の安全を害する行為として判定され、レース1の3グリッド降格処分が科されている。
またロイ・ニッサニー(ダムス)もフリー走行中にクラッシュ。こちらはマシンに深刻なダメージを与えており予選への出走が叶わず。レース1のスターティンググリッドは今後決定する。決勝レース1は日本時間5日(土)の16:25に開始される。
■FIA-F2第3戦アゼルバイジャン 予選 暫定リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | Time |
---|---|---|---|---|
1 | 7 | L.ローソン | ハイテックGP | 1’54.217 |
2 | 8 | J.ビップス | ハイテックGP | 1’54.355 |
3 | 2 | O.ピアストリ | プレマ・レーシング | 1’54.508 |
4 | 10 | T.プルシェール | ARTグランプリ | 1’54.639 |
5 | 5 | D.ティクトゥム | カーリン | 1’54.830 |
6 | 17 | M.アームストロング | ダムス | 1’54.914 |
7 | 21 | R.ボシュング | カンポス・レーシング | 1’54.962 |
8 | 3 | 周冠宇 | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 1’55.112 |
9 | 6 | J.ダルバラ | カーリン | 1’55.122 |
10 | 1 | R.シュワルツマン | プレマ・レーシング | 1’55.161 |
11 | 4 | F.ドルゴヴィッチ | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 1’55.173 |
12 | 9 | C.ルンガー | ARTグランプリ | 1’55.245 |
13 | 14 | D.ベックマン | チャロウズ・レーシング・システム | 1’55.336 |
14 | 22 | J.エイトケン | HWAレースラボ | 1’55.651 |
15 | 24 | B.ビシュカール | トライデント | 1’55.658 |
16 | 11 | R.フェルシュフォー | MPモータースポーツ | 1’55.988 |
17 | 20 | M.ナニーニ | カンポス・レーシング | 1’56.463 |
18 | 12 | L.ツェンデリ | MPモータースポーツ | 1’56.579 |
19 | 25 | 佐藤万璃音 | トライデント | 1’57.539 |
20 | 15 | G.サマイア | チャロウズ・レーシング・システム | 1’57.793 |
21 | 23 | A.デレッダ | HWAレースラボ | 1’58.264 |
— | 16 | R.ニッサニー | ダムス | Not Classified |