悪くないスタートを切ったポールシッターのクプラだったが、その後方から3番手発進の現チャンピオン、ジェンセンのホンダ・シビックとエルガードのプジョーが並びかけ、ターン1に向けてスリーワイドの状態でブレーキングゾーンへ。

 ここで互いに接触を引き起こした3台がバランスを崩すと、マグヌッセンは激しく壁にヒットしてマシンが大破。これに僚友シルベストやケン・バッハ(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR/マッシブ・モータースポーツ)、マイケル・カールセン(プジョー308 TCR/カールセン・モータースポーツ)ら4台が巻き込まれてしまう。

 赤旗中断で車両回収とコース修復を経てリスタートが切られると、首位を引き継いだエルガードのプジョーもすぐさまジェンセンのホンダにパスされ、2周目にはミスを犯してウォールの餌食に。これでマグヌッセン同様レースを終えることに。

 ライバルの消えたジェンセンが今季3勝目を手にし、マルクセンが2戦連続の表彰台に。そしてジェイコブ・マシアセン(アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCR/インサイト・レーシング)が週末唯一のポディウムを獲得している。

「決勝レース3のスタートは悲惨なもので、僕のレースはすぐそこで終わりになった」と大破したマシンを前に振り返ったマグヌッセン。

「正直、スタートには失敗して、ライバルたちはすぐにその状況を利用した。そこで僕らは衝突し、これが連鎖反応の始まりになった。最終的にチームメイトのニコライがリタイヤしなければならなかったのは本当に残念だ」

「ここオーフスで非常に優れたパフォーマンスを発揮し、2台のとても速いクプラ・レオン・コンペティションTCRを提供してくれたLMレーシングのクルーたちの仕事ぶりを思うと言葉もない。チーム全体にとって非常に迷惑な結末になった」

「もちろん、これが僕たちにとって人生最後のレースというわけじゃない。すぐに切り替え、ファクトリーに戻ってダメージの概要と全体像を把握する必要があるだろうね」

 これでディフェンディングチャンピオンのジェンセンが264点まで獲得ポイントを伸ばしてランキングを独走。2位に238点のエルガード、3位に218点のマルクセンが続くスタンディングとなっている。

 続くTCRデンマーク第6戦は、2021年シーズン3度目の開催となるFDMユランズリングでの1戦が、10月2~3日の週末に予定されている。

レース3オープニングを生き残った2020年初代王者のキャスパー・H・ジェンセン(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR/Massive Motorsport)が最終ヒートを制した
ディフェンディングチャンピオンのジェンセンが264点まで獲得ポイントを伸ばしてランキングを独走。2位に238点のエルガード、3位に218点のマルクセンが続くスタンディングとなっている

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