23日、トヨタ自動車のマスタードライバーで、近年はレクサスLFAなどを手がけてきた成瀬弘さんが、ドイツ・ニュルブルクリンク近郊の公道を走行中に対向車と激突し亡くなった。

 成瀬さんは1963年にトヨタ自動車に入社後、ヨーロッパでレースを戦う傍ら、2000GTをはじめとするトヨタのスポーツカーの“味付け”を行ってきた人物。トヨタ自動車のテストドライバーの中でも『トップガン』と呼ばれる最高ランクのドライバーのひとりだった。近年は豊田章男社長とともにグラスルーツでのモータースポーツとしてGAZOO Racingを推進。LFAでのニュルブルクリンク24時間挑戦を行うなど精力的に活動を続け、脇阪寿一らを擁した今季のニュル24時間では監督も務めた。

 ドイツのautoblog.comなどが伝える報道を総合すると、現場はニュル近郊の一般道で、成瀬さんは左コーナーの進入付近で対向してきたBMWと激突。成瀬さんは死亡、BMWに乗車していたふたりのテストドライバーはひとりが意識不明の状態だという。警察では事故の原因はまだはっきりしていないとしている。

 この件についてトヨタ自動車の広報部は、「成瀬さんが亡くなったのは事実で、突然のことでこちらも驚いています。車両評価中の事故とのことですが、原因等は分かっていないのでそれ以上は申し上げられません」とオートスポーツwebの取材に対しコメントしている。

 謹んで哀悼の意を表したい。

本日のレースクイーン

北郷ゆいほんごうゆい
2026年 / スーパーGT
SDGレースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年11月号 No.1625

    ドライビングの超常識
    2026-2027

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円