今週末、セント・ピーターズバーグで開幕戦が行われるベライゾン・インディカー・シリーズ。エントリーリストが発表され、今季の開幕戦には24台が参戦する。
いよいよ開幕を迎えるインディカー・シリーズ。レースが行われるのは、昨年の8月末から約半年ぶりだ。3月16、17日には、バーバー・モータースポーツパークで恒例のオープンテストが行われ、各チーム開幕へ向けて準備を進めている。
今年の注目ポイントは、ホンダ、シボレーが製作するエアロパッケージだ。ダラーラDW12は、シャシーの主要部分をダラーラが製作し、ノーズやウイングなどボディパーツを他のメーカーが生産できるというコンセプトで導入されたシャシーで、今季からホンダ、シボレーがエアロパッケージを各々開発。各エンジンマニュファクチャラーの使用チームが、それぞれのエアロキットを使用し、いよいよレースが行われる。
今季の開幕戦には、ホンダ勢が12台、シボレー勢も12台の合計24台が参戦する。ルーキーは、ステファノ・コレッティ、セージ・カラム、フランチェスコ・ドラコーネ、ギャビ―・チャベスの4名だ。
佐藤琢磨は、AJフォイトに移籍してから3年目、インディカーで6年目のシーズンを戦う。シーズン途中には、インディカー参戦100レースの節目を迎える予定だ。昨年は、開幕戦からいきなりポールを獲得した琢磨。今季の活躍にも注目だろう。
オープンテストでは、チーム・ペンスキーとチップ・ガナッシのシボレー勢2強チームが速さを見せていたが、ホンダの巻き返しはあるだろうか? 注目の開幕戦は、29日15時半(日本時間:30日4時半)に決勝レースがスタートする。