セブリングのショートコースで行われているIZODインディカー・シリーズの公式合同テスト。第1グループの最終日となるテスト2日目は、チーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベスがトップタイムをマークした。2番手にウィル・パワー、3番手にライアン・ブリスコが続きチーム・ペンスキーがTOP3を独占する上々の滑り出しでテストを終えている。
初日と同じく10台のマシンが走行した第1グループのテスト2日目は、午後のセッションでカストロネベスが52.1413と初日を上回るタイムを叩き出した。チームメイトのパワーとブリスコーも0.06秒遅れのタイムで続きペンスキーが上位独占となった。
初日に燃料漏れのため走行不足だったパワーは、2番手のタイムを叩き「それほど大問題ではなかったね。幸運にもテスト1日を失うダメージではなく、十分なテストをすることができた。シボレーが素晴らしい仕事をしてくれたので、我々はすぐにシェイクダウンすることができた。マシンはいい感じだね」と語る。
初日トップだったアンドレッティ・オートスポーツのライアン・ハンター-レイも初日のタイムを上回ったが4番手。ホンダエンジンを積むサム・シュミット・モータースポーツののサイモン・ペジナウが5番手だった。
「3つの異なるエンジンが出るのはインディカーにとって刺激的な瞬間だね。シボレーとホンダは非常に接近しているし、実際ウィルやライアンと一緒に走った時には、もっと近づくことができるとわかったよ。ウィルは、セント・ピーターズバーグの予選で誰がいちばん強いかわかるだろうって言っていたけどね」とペジナウはコメント。
初日にエンジントラブルが出ていたHVMレーシングのシモーナ・デ・シルベストロは、2日目は順調に周回を重ねたが最下位に終わっている。